バタバタしてて書き忘れてたけど、自分自身の備忘のためにも振り返っておきます。
先月30日、ゴスペルの革命児、カーク・フランクリンのライブを見にビルボード東京へいってきました。
これがまた素晴らしく楽しかった!
多分、公演中のほとんどの時間、9割以上は歯を出して笑って見ていたと思いますし、あんなに手を叩きながら、半ば参加しながら楽しんだライブは・・・久々どころか初めてかも!?

実は私、学生の頃ボイストレーニングをしていた仲間で、ちょこっとだけゴスペルのクワイアのようなことをやっていたことがありまして、あのストレートな宗教的歌詞とか、数人での合唱とか、日本人にはなかなか身につかない強烈なリズムとか、密かな憧れを持って見つめてきたところがあります。

でもね、全然別物!

とも言いたいし、

やっぱりおんなじ!!

とも言いたい。恐れ多いけど。
声やリズム感とかは、鍛錬である程度まではどうにかなっても、身体と言う楽器の性質(骨格や筋肉の質や声帯の形状や…)が違う以上、どうにもこうにも埋めようのない隔たりが歴然と存在します。あと、ゴスペルなら宗教観も大切ですしね。
もちろん、私なんてあらゆる面で全然手の届かないレベルでしかなかった訳ですが、それでもカーク・フランクリンのライブを見ていたら、心の核にあるとっても純粋な歌いたい欲望、というか、生きてる!生きる!!みたいなほとばしる何かは、私も持っている、共鳴しちゃう!って感じました。
とにかくすごい勢いで巻き込まれたライブ。終わった後は、気持ちがやたらスカッとしていました。
この音楽の背景は余りに深いので簡単にはまとめられないけど、でも、それでもあのパワーは誰もがすぐに反応してしまうんじゃないかなぁ。

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いいなぁ、またあんなライブに行きたいなぁ。一度、アメリカの教会でも聴いて見たいなぁ。