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昨日は京都へ。
今日は奈良へ。
平城遷都1301年と言う微妙なタイミングで(苦笑。

目指したのは、

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唐招提寺。
平成の大改修の番組をいくつか立て続けに見ていたので、行きたくてたまらなくなっていたんです。
残念ながら、鑑真和上坐像は公開中ではなかったので拝観できなかったのですが、金堂とその中の盧舎那仏坐像、千手観音立像、薬師如来立像は見ることが出来ました。しかも、びっくり。盧舎那仏さまのお顔を拝見した瞬間からジワジワと感動の波が押し寄せてきて、ついには胸がいっぱいになってしまいました。
映像や写真では何度か見ていたので、そんなに驚いたりはしないだろうと思っていたのですが、実際に目の前で拝見したら圧巻。なんというか、これ以上ないくらい心の中にまっすぐ大きく入ってきたんです。
変な言い方かもしれませんが、なんにも批評をすることができない感じ。完璧。私にとって。
その姿形、大きさ、お顔の造りや表情、過不足のない品位、歴史を物語る傷み、あたりに漂う雰囲気…言い尽くせないあらゆるものが私の心の皮膜からどんどん染み込んできました。
いやー、本当に気持ちいいくらいの感動。
これまで私の見た仏像、ナンバーワン。って、別にそんなに沢山見てきたわけでもないけどね(笑。

もちろん、千手観音さまの本当に千本近くある腕も蠢いているようで凄かったし、薬師如来さまの柔らかな雰囲気も素敵でした。
天平の甍、金堂の鴟尾も美しく青空にカーブを描いていて、

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心から行ってよかった!と思う場所でした。迷わず皆様にオススメしちゃう
!!

で、せっかくそこまで行ったので、お隣の薬師寺にも行ってきました。

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こちらは、そこかしこからシルクロードの香りが立ち上っている摩訶不思議な空間。ギリシャ、ペルシャ、インド、中国と、いろいろな文化がそこかしこに散りばめられていて、こちらもやっぱり、とても見応えがありました。

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それにしても、やっぱり奈良の土地の歴史は古いねぇ。江戸時代の東京、幅広い京都、それよりも先まで遡ることのできる奈良。
縄文や弥生と言うのも面白いけど、天平文化ももっと知りたい!
そう思う、奈良の旅でした。

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旅の最後は美味しいものに舌鼓をポンと数回(笑。
心地良く眠れそうです。

あー、それにしても盧舎那仏さまにまた会いたいよぉーーー!!
はっ、これ、もしかして恋!?!?

…じゃないか(笑。
ま、そうであっても問題だけどさ。