今日は、旅スウィ住人の誰かさんが見事に正解の場所を言い当ててしまっていた、佐賀の某温泉地での家族旅行から戻ってきました。ほんのり雪が積もっている景色を見ながらの露天檜風呂入浴は、ものすごーく贅沢な気分にさせられました。母親なんて昨日今日と、合計4回もお風呂に行っていました。うむ、兄とちょっぴり頑張ってよかった(笑)。

帰りには、またまた神社にお参り。温泉地の近くの小さな神社と、佐賀市内の佐嘉神社。なんか、どうやらうちの両親は、お参りしたいというよりは、かなりのおみくじフェチみたいです。毎回、嬉しそうに見比べては、あーだ、こーだ、だから今年はこうしようだのと言って木の枝に結びつけてました。あ、大吉はお財布の中にとってあるみたいです。
お参りの後は、柳川の「御花」と呼ばれて親しまれている、かつての柳川藩主のお屋敷であった場所に立ち寄りました。ずっと行きたくっていくことの出来ていなかった場所。私の提案に無理矢理家族を付き合わせた形ですが、案外みんな楽しんでくれたみたいでほっとしました。何を見たくて行ったのかというと、貴族の小さなお姫様たちが遊んでいたという、それはそれは贅沢なひな人形やミニチュア家財道具たち。これがもー、なんでこんな小さなところに、こんなに丁寧で愛らしい細工が出来るとぉ!と言いたくなるような物ばかり。これを作っていた職人さんたちはどんな気持ちだったんでしょうね。色んな表情をした人形たちもとっても表情豊か。見ていると、何だかこちらの肩の力が抜けてくるような表情の物も。いいなぁ。豊かだなぁ。
・・・というのと、素晴らしいと聞いていた庭園を見てきました。思ったよりも広くはなかったけれども、きゅっと引き締まった空間でした。庭園も素敵だけど、そこに面している広間も素敵で、色んなアングルにカメラを向けて、半ば家族を置き去りにして1人静かにハイテンションでした。好きだなぁ。いいなぁ。

柳川藩の御紋である「祇園守」は、私にとってはなじみ深い物。というのは、なんどかここでも書いてますが、私の出身である地域はかつて三池藩という小さな藩があったのですが、その三池藩の御紋と同じものなんです。子供の頃は夏祭りのたびに、この御紋の入った法被を着てました。資料館には、その「祇園守」の紋の入った女性のための輿(乗り物)もあって、「玉の輿」という言葉を思い浮かべた私は、皆さんからのツッコミを甘んじて受けるしかないのだろうと(笑。

この御花には、結婚式場もありますが(汗)、料亭、レストラン、喫茶、お土産やさんなどもあって、また是非改めてゆっくりと行ってみたいところです。まだね、柳川の川下りもしたことないんです!!でも、今日はじめて見ました。船には長いコタツが設置されていて、なるほどな~と感心。いいなぁ。のりたいなぁ。

これはまた、家族旅行を企画するしかないかな。九州の中にも行きたいところがいっぱいです。困った!!(←♪)