今日は、とあるご夫妻にお誘いいただいて、私の大好きな『みの家』さんに行ってきました♪
もう、桜鍋のことはこのブログでも何度か書いていますから省略させて頂きますが、あんまりお腹すかせて行ったものだから、写真を撮るのも忘れていて、思い出した時にはこんな状態でした(汗。



それにしても、鍋料理のおいしい季節になりましたね。
私は、最近ちょっとダイエット気味の生活をしているということを人に公言していたので、気にして下さったご夫妻は、野菜が少ないわね、とか、お肉はロースがいいかしら、ヒレがいいかしらなんて気を使って頂いたのですが、私、みの家に行ったら『あぶらさし』を我慢できません。あの真っ白な脂身だけの刺身!!あぁ、もう犯罪です。ダイエットのダの字もあったもんではありません。

でも、今日気づいたこと。

あぶらさしをカミカミしながらちょこっと口に含む大吟醸の、おいしいこと!
鬼萬歳という初めて見る銘柄だったんですが、柏崎のお隣の長岡のお酒で、キリリと冷えているんで、ついついクイクイッと飲んでしまうんだけど、その時にはスッキリ辛口に感じます。口当たりもさらり。が、あぶらさしの後に口に含むと、あらふしぎ、いかにも日本酒!というお酒の甘みが口に広がります。あぁ、これこれ!
私ね、勿論辛口のお酒も好きなんだけど、それって、じっくり味わうには少し物足りないかなぁと思うんです。それだと、一口ものを食べては、キュイッと飲んじゃって、食事がさっさと終わってしまう気がしちゃう。やっぱり日本酒は、ビールみたいにグイグイいっちゃうよりも、口の中に数秒ないし十数秒含んでから、飲み込むのが楽しいなぁと思うので、少~し、ほのか~に甘口くらいのものが好きなのです。舌の上で冷酒が人肌になってから、食道を流れていく。ほんのちょっとだけ、とろっととろける感じ。それでもべったりとした糖分は感じさせないで、やっぱり基本的には辛口気味。その奥に隠れている甘みがいいんですよねぇ・・・って、細かすぎ?贅沢でしょうかね(汗。なんか、あんまり細かくあーだこーだ言ってるのは、ちょっと無粋ですね。いけないいけない。ついついアツくなってしまいました。まあ、私もこの先好みが変わっていくかもしれませんからね。この辺にしておきましょう。

さて、この流れで一体どうやってタイトルに結びついていくか、そろそろ心配されている方もいらっしゃるかもしれませんが、その、お誘いいただいたご夫妻の奥様に、プレゼントしていただいたのが、これ!



HOMAGE TO NAOMI UEMURA
だったのです☆
私ね、週の半ばに更新される番組のホームページのインタビューでも答えていますが、本当にこの1年間で、植村さんの情報に沢山出くわしてしまっていたんです。去年の春にエベレスト街道を歩き、植村さんとともにエベレストに登頂したシェルパの方にインタビューしたりしたことから、山が好きになり、冒険という言葉がどうも胸に染み付き、そういうキーワードを持って生きていると、何度も植村さんに行き当たってしまっていたのでした。
そういう運命に導かれるままに読んだ著書や雑誌の記事の中に、植村さんはまるで私の理想そのものを実現して生きているような人として描かれていました。でもね、この理想って、皆さんなら分かって下さると思うのですが、地位とか名声とか偉業とか征服とか、全くそう言うこととは無縁なんです。とにかく慎ましく生きて、素直に夢を描いて、そこに向かってストイックに生きていく。その中には沢山苦しみも悲しみもあったと思うんですが、それを前面に出したりは決してせず、常に笑みすらたたえている。私が活字の中から読み取った植村さんはそう言う人でした。ほんの少しだけ、私がとても敬愛する人物のひとり、宮沢賢治を思い起こさせます。
さらに、奥様の公子さんが、慎ましくも凛としていて、私は彼女のインタビューを読みながら涙がこぼれてしまったこともありました。それはまた長くなるので別の機会に書くとして、そんな素敵な奥様にだけは、植村さんはびっくりするくらいに弱みをさらけ出し、とても5大陸の最高峰を制覇したとは思えないようなカワイイ年下の男のコになってしまうのです。
そんな風に読んでいた、超人的でありながらも人間味あふれる植村さんのことを、私はもっともっと知りたいと思っていました。そんな時に植村さんを主題にしたアラスカロケのお話を頂いてしまったのです。
気がつけばもう、来週のオンエアですね。そろそろ宣伝しなくてはいけない!という、そう言うメッセージだったのかもしれません。この写真集。すでにパラパラとめくってみていますが、極限の状態で撮影された写真には、当然ながらものすごく強度があります。ついつい引きつけられます。生前、植村さんは写真集を出されるのも夢だったそうです。私が頂いたこの本は、植村さんがマッキンリーで消息を絶たれてから7年後に出版されたもの。エベレストやマッキンリーを間近で見て、またひとつ、植村さんが描いた夢に出会えてしまいました。嬉しくてたまりません。私の中に蓄えられた植村さんに関する逸話を、ここにわーっと羅列して皆さんに教えたい!という衝動に駆られます。でも、まずは是非、番組の中で見て頂くことにしましょうね♪
あぁ、植村さんに対しての想いは、もしかすると一晩中喋り続けても喋りきれないくらいかもしれません、私。