昨日、とある締め切りに滑りこもうと朝方まで仕事をしていて、ふと「あれ?センバツいつだ??」と思い立ったが吉日、なんと、まさに今日ではないか!というので、私はそこから4時間ほど眠って無理矢理携帯のアラームで目を覚まし、試合開始の10時半に滑り込みセーフ。なんてったって、40年ぶりの大牟田市からの代表校が、センバツ開幕その日の第一試合目という注目度の高い試合で先陣きって戦うんですもの。見ないわけにゃいきません。
試合の途中でアナウンサーの方が「大牟田高校はほとんどが地元出身の選手」と言われていて、大牟田市出身の私としてはますます可愛い弟達を見るような気分に。しかも、相手の佐野日大の選手はもうみんな、体が大人の野球選手みたいになりかかっていて、ガッシリ。心なしか目つきまでプロっぽい。一方の大牟田の選手達は線が細くて、愛すべき素朴な高校球児という感じ。たくさんエラーしたし、たくさんイラだってたし、たくさん悔しい表情を見せていましたが、どれも切なくなるほどにまぶしく輝いていて、素晴らしかった。初戦突破こそできなかったものの、東京の人波にもまれながら生きているお姉さんは、寝不足の目をちょっとウルッとさせながら、胸を熱くしてしまった。まるで甲子園に連れて行ってもらった同級生になったような気分。ときめき。切なく。はぁ、何でしょうね、この気持ちは。
でも、なんか、嬉しいのです。
次、頑張れ!!