シネマ・ウィーク

今週の始まりにはそんな事ちっとも思ってもみなかったんですが、気づけばこの１週間、映画ウィークでした。そもそもは、久しぶりに会う友達とじっくりお互いの近況などを（おいしいお酒とともに）報告し合うというランデブーを行う為に、「じゃあ、その前に映画でも見に行く？」というノリだったのです。
それで見た映画が『さくらん』。
翌日も時間があったものだから、なんだか映画な気分が抜けきれず『BOBBY』を見に。
そしてさらにその翌日『不都合な真実』を見に行きました。なぜかアメリカの大統領になりきれなかった人たちが続いてしまった。今週は、アメリカを見直す１週間でもあったのかも。
『不都合な真実』はゴアが学生時代から取り組んできた環境問題について、懸命に（どこか孤独に）訴えている映画です。私は素直に彼の仕事を尊敬します。やっぱり、国家とか企業とかと、個人をごっちゃにとらえるのはよくないですね。それはどこの国にも、また良い事も悪い事にもいえることなんだなぁ。
映画の終わりに『この映画を友達に薦めましょう』というテロップがでていました。うむ、私は是非この映画を友人に勧めたいです。彼の訴えは我々は今、絶滅の危機にあり、とにかく温暖化を食い止める為に二酸化炭素を減らそうという事。その為にはもちろんいろいろな人のいろいろな努力が必要なのだけど、とても興味深かったのは「企業が環境問題にとりくむことは経済の縮小と必ずしも一致しない。経済を発展させる事だってできる」という主旨の彼の言葉。実際にそれで成功しているのがハイブリットカーを作っている日本のTOYOTAやホンダだ、と。私の素人な見解ですが、これは先進国だけじゃなくて、発展の途上にある国々にとっても励みになる事実ですよね。見てよかった。都市部に生活している人には特に見てもらいたい映画でした。是非！
そして今週２回も訪れたTOHOシネマズでは、思わずシネマイレージカードを作ってポイントを溜める決意を（笑。だって６本映画を見たら、次の１本ただですってよ！オクサマ！！（笑）
最近映画というと、国際線の飛行機の中でやっているものくらいしか見ていなかったけど（でも、なかなかタイムリーなものが見れるので嬉しいのですが）、やっぱり映画館、いいですね。最近はシートもなんだか凄いですし。

ちなみに昨晩はディズニーの『カーズ』を見ました。レンタルで。小さな息子さんがいらっしゃるカメラマンさんが、子供と見ていて面白かったんだよねーとおっしゃっていたのですが、確かに、将来もし自分に男の子がうまれたとしたら一緒に見たいなぁなんてことを思う、やんちゃでほろっとしてしまうアニメでした。てか、あれってもうアニメとは言わない？？映像凄すぎです。

あ、それと友人と近況報告のときに飲んだお酒は紹興酒。渋谷の大好きな台湾料理屋『麗郷』にて。あぁ、写真とり忘れたぁ～。