私の日焼けした(苦笑)左手が持っているのは梅ヶ枝餅(うめがえもち)。太宰府では思わず誰もが食べてしまう、福岡の有名なお菓子です。中にあんこの入った焼き餅。ん~、旨っ♪

だけど、背景は太宰府天満宮ではありません。高良大社(こうらたいしゃ)という、筑後国の一宮(一宮とは平安時代から中世にかけて行われた神社の格付けの一つ、各地域で最も格の高い神社のこと、らしい)です。筑後というのは私の生まれ育った大牟田市を含む福岡県の南部で、久留米市や柳川市を含む地域ですね。

って、お勉強はこれくらいにしておきますか(笑。

なぜこの高良大社に行こうと思ったかというと、この神社にまつられているのは、芸能の神様だからなんです。私のレポートや歌詞やその他の芸が、この一年、しっかり成長できますように!と。
ちなみに外国に行ったときに「あなたの宗教は?」と聞かれることがありますが、そういうときには「仏教徒!」と答えてしまう私ですが、神道である神社という場所も大好きです。たとえ東京でも神社には広々とした空間があり周りには木々が生い茂っていて、プチ森林浴、しっかり深呼吸ができますからね。
で、話をどっこいしょと高良大社に戻してくると・・・ですねぇ、お正月、『世界ふしぎ発見!』インド編のオンエアにあわせて実家の方に戻っていたのだけど、珍しいことに、福岡空港まで両親が車で迎えにきてくれていました。あらま! 一人で空港から実家に戻るときには、電車に乗るかバスに乗るかで、寄り道なんて考えもしないのですが、自家用車となればちょっと足を伸ばして寄り道しない?・・・と、私のたっての希望でこの高良大社へと初詣に行ってきました。

高良大社は高良山という山の上にあって、ぐんぐんぐんぐん車で上っていきます。最後はどわーっと目の前に連なる石の階段をのぼって、ようやく到着。なかなかお参りしがいのある神社です(笑)。おみくじは寂しい小吉でしたが、『芸能上達』と書かれたありがたーいお守りを買い、すいた小腹にちょうどいい梅ヶ枝餅をつめこんで、大牟田市へと帰りました。

そうそう、うちの実家の近くの山から見た大牟田市の写真がこちら。



この景色、私の父の散歩コースから見ることができます。散歩というよりはちょっとしたトレッキング(笑)。

あと、もう一つ、実家に帰ってお参りした場所、佐賀の諸岡のお家のお墓。諸岡という家はもともとは佐賀鍋島藩の方の名前みたいです。なので、お墓参りとなるとはるばる佐賀県まで出かけていくことになりますが、お墓参りの後の密かな楽しみが、これ。



白玉饅頭。あぁぁ。
白玉のつるっとした食感と、まんじゅうの皮のふわっとした食感が共存している不思議なお菓子で、中にはこの通りこしあんがたっぷり♪
なかなか行かれることがある方は少ないとは思いますが、佐賀大和方面に行かれるときには是非お試しあれ!です。

なんだ、結局今回はおかし紹介がしたかったのかな? 私。