さてさて、本日オンエアですよぉ!!
皆さん準備はいいですか??

という訳でもう一回くらい中国のこと、ブログで宣伝しておきましょう。



これ、ある意味、酒池肉林。酒池豚肉林?
ビールと紹興酒の減り具合がまたリアルですよね(笑。

スタッフのみんなも、曲がり角を曲がってしばらくの距離を走ってきた私のお肌を気にしてくれてか、「諸岡さん、コラーゲン、コラーゲン!」といって、このたっぷり脂ののった豚肉を、たんまりとお皿に乗っけてくれます。
最初はありがたくって、パクパク食べていたんです。基本的に脂っこいものは大好き!脂があるほどおいしい~!みたいな荒々しい食のセンスを持ち合わせているので、かなり調子に乗ってほおばっていました。実際、長時間もかけて煮込まれているこういった豚肉というのは、余計な脂は煮出されてしまい、残っているのはお肌をぷるぷるにしてくれる成分ばかり、とのこと。いや~ん、ならば美味しいことだらけじゃないですか~っ!と、円卓の真ん中の台をぐるぐる回してたぐり寄せ・・・。
でもね、やっぱり食べ過ぎは、食べ過ぎなんですよね。ほっぺたがぷるぷるというよりは、危うくおなかのお肉がプルプルになってしまう。いや、もうなってしまって・・・(汗)。

そんな訳で前半から飛ばしすぎた私の中国での食紀行は、一時急失速。
そこで、次に私の味覚を癒してくれたのが、これ。



中国茶です。
この背景も素敵でしょ?
さすが中国です。何気ないところに奥が深い。
今回の番組の中でも、漢方が伝えてきた食べ合わせの善し悪しなんかも紹介していますが、それがただの迷信的なことではなくて、現代科学で体にこう良いんだ!と証明できてしまうところに、中国の人たちの並々ならぬ経験の蓄積を感じます。

あとはね、実はこの中国ロケをしている間に、友人の曲に歌詞をつける作業もしていたんです(わたくし、MONAという名前で作詞家もやっているもので)。バスでの移動中や、スタッフが風景を撮影に行っている待ち時間なんかに。
周荘という場所では、かつての富豪が建てた豪邸の屋根の見事な形や、かわいらしいアーチを描く石の橋や、水郷の町並みを見ていたら、人の手で作られたもの、それもずっと昔に作られたものなのに、こんなにもエネルギーを貰えるものなのかと思ってびっくりしてしまいました。
お茶をしながらぽーっと見ていると、頭の中に燻っていたイメージがツンツンと刺激されて、携帯電話に思いついた歌詞をメモする私の指がピコピコと早く動いてしまう。その歌詞、中国で書き上げる予定ではなかったのに、ほとんど周荘で書き終えてしまいました。
海や山などの自然にエネルギーを貰うということはよくあるけれど、ふと前を見た、そこにある町並みにまでインスピレーションを貰ってしまったというのは、初めての経験。この歌詞をすぐに皆さんにご披露できないのが残念だけど、でも、またひとつ自分のお気に入りの作品を書いてしまった♪うっれし~!
人の手で作られたものに宿る美しさとか、エネルギー。そういうものを芸術というんでしょうね。今更ながら深く感じ入ってしまいました。

あ、いかん、なんか説教臭い!

でもいいなぁ、芸術かぁ。
(あ、芸術という言葉も森山栄之助が訳して作った言葉なんだろうか?←先週のふしぎ発見!の内容に影響されてみる私。)
さすが中国です。恐れ入りました。
そして芸術的に美味しい上海蟹。
あー、次はいつ食べられるんだろう。

なんて、うまくまとまりませんが、今日のオンエアお見逃しないように!



よろしくおねカニします!!(←哀愁?めげずにまだまだいきます!)