福岡県大牟田市の実家へ帰省中の諸岡です。

ニュースでも取り上げられているとおり、九州は雨(涙)です。幸い移動中はほとんど降られていないのだけど、今日、明日と「大蛇山」祭りのメインイベントが開かれるのに、今日は朝10時くらいからしとしと降り続いています。んー、大丈夫かなぁ。大蛇の山車は火を噴くので火薬がしけってしまわないかも心配。あれ、雨天決行なんだっけ?調べなきゃ(汗。ははは。


そうそう、雨といえば九州から東京に14歳のときに出て行き、しばらくして思ったことがありました。九州の雨は強いということ。たぶん子供のころ、台風の中でもがんばって徒歩で通ったことがあるからだと思うんだけど、東京に住むようになってから、友達が「雨ひどいねー」といって傘をさしたときに、え?そうかな??と思ったんです。私にとっては、小雨くらいに思えたのが東京の人にとってはひどい雨だった。どうしてかなぁと考えていたら、やっぱり台風なんですよね。東京にあんまりなくて九州にあるものって。そうか、地域によって違うもんなんだなぁと分かった気分になった、中学3年生の諸岡でした。


あとは逆に、東京には商店街とか駅とか公共の建物がたくさんあって雨から逃れられるんだけど、私が九州で小学校や中学校に通っていた時は、田舎だったものだから、葉っぱを茂らせた桜の木の下なんかを通るときにはちょっと雨宿り風になるんだけど、あとは人のおうちと田畑や原っぱしかない・・・(笑。通学時間は小学校のときが15分くらいで、中学のときは25分くらいだったかなぁ。横殴りの雨に靴の中をぐちょぐちょにしながら通ってました。下校のときにもそれが乾いてなかったりして、履くときに絶望的な気分になったもんです(笑。なつかしー。


あとは今思いついたのだけど、田舎は景色(とくに空)が開けているのもあって、視野に入る雨の量も多かったんだろうなぁ。遠くまでザーッと雨が降っていて、さらに遠いところは白く煙っている感じ。ああ、あんなところまで歩いてもあんなに雨が降っているんだぁと、本当に憂鬱だったのを思い出しました(笑)。


なんか、どんどん思い出してきちゃうから、思いつくままかいてしまいますが、さらに幼い幼稚園のときは、近くの小さな川に架かっている橋が、増水して完全に流れの中に潜ってしまっていたりもしました。あれは見ているだけで怖かったなぁ。水の勢いも増しているし、濁流になって植物やごみが浮いていたりして。私も小さかったから、今よりもその川のことをずっと大きく深く感じていたし。


・・・と、家の居間から雨を見ていたら、いろんなことを思い出してしまいました。そういうひどい雨に比べると、昨日今日私がこちらで見ている雨はまだまだ大丈夫!と、いいたいけど、でも、やっぱりなんだか身動きとりにくいかなぁ・・・。大人になると、洗濯物が乾かないーとか、そういう事情もあって雨に対してじとっとした気持ちになりがちですよね。傘をぶんぶん振り回してスープ皿みたいに傘の骨をひっくり返して遊んでいた子供時代が懐かしい。大人なりに雨を楽しめればいいな。


前にエントリで書いた実家の庭のあじさいは、やっぱりほぼ枯れた花をそのままたくさんつけています。でも、雨に打たれている姿はやっぱり味がありますね。葉っぱがあっちこっちでふるふる揺れてて。私の実家の家の周りには緑が本当に生い茂っています。雨に濡れた土のにおいと植物の青いにおいが、「あー、大牟田に帰ってきてるんだぁ!」と実感させてくれます。


そして、今夜の大蛇山だ♪

雨、少しくらい上がってくれー!



http://blog.livedoor.jp/cafenei/

ちなみに上記URLは昨日お邪魔した素敵なカフェ。パンもお料理もおいしいし、なにより雰囲気が素敵。こんなところが自分の実家の近くにできたのがうれしくって、店内の写真もパシャパシャとってきちゃいました。東京に帰ったら、改めて皆さんに紹介しますね。