なんだか、小学生の作文みたいなタイトルになってしまった(汗。
だけど、前回写真を褒めて頂いちゃったので、調子に乗って今回は画像大放出です(笑。

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これは、ネパールでヒマラヤに向かって飛んで行くプロペラ機の中から。ヒマラヤに近づいていくーと感動してカメラを持っています。何となく窓に反射してこの写真に写っているのはコックピットです。この時一番前の座席に座ったのですが、コックピットの扉は開きっぱなしでした。大丈夫?!と思ってしまったのだけど、ついついカッコよかったので、コックピットの中まで写してしまいました。

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さらに、ヒマラヤではないけど、こっちの方がよっぽどヒマラヤに見える写真を発見。

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これはウズベキスタンの空から。暑い印象の強いウズベキスタンですが、こんな雪山が横たわっていました。空の青の濃さったらないですね! そのまま宇宙に繋がっている感じ。

とまあ、私は飛行機に乗るのが大好きなんです。なんでなんだろうなぁと考えた時に真っ先に浮かぶのは、母のこと。両親ともに昭和16年生まれなんですが、そんな母が若かりし日に就いていた職業は、スチュワーデス(今はキャビンアテンダントという言い方なんでしたっけ)。

今でもスチュワーデスさんと言うと、華やかなイメージがありますが、当時のそれは輪をかけて凄かったみたいですよ。常に綺麗にしていないといけないとか、制服を着て麺類をすすっちゃダメとか、そう言うルールもあったそうです。でも、イメージの華やかさとは裏腹に、実は体に負担の大きい大変な仕事ですよね。気圧の変化もしょっちゅうだし、気流の乱れているところを飛ぶ時なんて人のお世話なんかしている場合じゃなくなっちゃうこともあるだろうし。なのに笑顔で接客。頭の下がる想いです。

私の飛行機好きは、そんな風に働いていた母のDNAもあったりするのかなあ、と。子供の頃飛行機に乗った時には、「あれはボーイングのジャンボジェット。あれはトライスター。お母さんはもっとちいさか(小さい)飛行機にのっとったとよ。」と説明をしてもらったり。って、書いてみるとなんだかいい話ですね(笑。

でも、そう言う個人的な想い以外にも、空港や飛行機にはロマンがたっぷりですよね。

飛行機は、まず形が好き。ライト兄弟が空を飛ぼうとしたとき、どうしてああいう形を選んだのかは知りませんが、絶対飛行機は鳥に似てますよね。水の中を泳ぐ魚にも似ているし、もっと言うと人にも似ている。そういう、自然から学んで作られたような形とか機能って、いいなあ~と思ってしまうのです。特に私は動物の中でも鳥は大好きで、鳩の鳩胸のプックリしたところとか、翼をたたんでいるときの丸みとか、何とも言えない形だと思うんです。さらに、自分の力で空を飛べてしまえるというのは、スゴイことです。それを人の手で作り出したものが飛行機なんだなぁと、駐機場を眺めながら思うと、やっぱりロマンを感じてしまう。あ、ボーイング747の形は、銅の太さが特に鳥っぽいなぁとかもぼんやり考えます。

そして、滑走と離陸のG! これもやはり母に聞いたことですが、飛行機は離陸と着陸のときが一番危険なんだそうです。そういうことが頭をよぎりつつ、体をぐっと押さえつけられる離陸の瞬間、私は軽くエキサイトしてしまいます。変ですかね(笑。その感じも好き。(でも最近、離陸する前にクハーッと眠ってしまうことが多いんだけど・・・。)

とはいえやっぱり事故は怖い。それで、実は私、搭乗する時に機体をポンポンと叩くおまじないを、いつも勝手に実行しています。いつからするようになったんだろう? 多分最初に飛行機に乗ったときかなぁ。恥ずかしくて人にはほとんど言ったことがありませんが、「頑張って飛んどくれ~」と飛行機に乗り込む瞬間、機体側面を叩いて飛行機を激励します。そうすると、これまた勝手に安心してしまえるのです。

そうやって離陸した後の眼下はまた素敵。さっきまで過ごしていた街や自然がぱーっと広がって、そこを旋回したりする。色んな感慨に浸れる時間です。そうやってひとしきり感じ入った後には、寝る!
もしくは、お酒を飲む、本を読む、映画を見る、音楽を聴く、日記を書く、地図をひろげてみる(これがまた楽しい)、などなど。実はとてもリラックスできる空間だったりする(混み具合にもよるけど)。

移動する時間。移動が最大の目的である時間。だけど実際には、それを乗り物がやってくれていて、自分は座っているだけでいい空っぽな時間。これは、とても興味深い時間だと思いませんか? 他の人に迷惑をかけない限りどう過ごしてもいいわけで、「日常のあれこれから解き放たれ」度数はとっても高い気がするのです。そして、その時間が離陸から着陸までと制限されているのがまたいい。だらだらと自分を解放するんじゃなくって、集中して解放する。集中してリラックスする。←何だこの言い回し(笑。
そうやって本一冊読み終えてしまえた時なんかは、その移動時間の中でも短い旅をしたような気分になります。読むスピードが遅い私は、一冊を連続した時間の中で読みきることが、普段ほとんどないので、喜び一層深し、な訳です。更に本を読んだ勢い、映画を見た勢いで、物思いに耽るのも楽しい。窓のシェイドをこっそり開けたり、フライト情報の地図の画面で現在の飛行位置を確認したりするのも楽しい。
こうやって書いていると改めて分かってきましたが、私にとって飛行機の中は、心躍ることがたくさんあるんですよねぇ。なんだか書いていたら乗りたくなってきました!
実は今週、帰省するのでその予定なんですが♪ ちょっとわくわくしてきます。うふふふふー。

あ! そうだ、みなさん、かの香織さんというアーティストの「青い地球はてのひら」という曲を是非、旅に出るときの音楽アイテムとして持ってってみて下さい。私の大好きな旅の歌のひとつです。ご本人にも何度かお会いしたことがあるんですが、本当に素敵な女性で、当時大学生だった私は憬れまくりでした(!)。

さて、随分長い文章を書いてしまっていますが、あとひとつ。
今週から来週にかけては、実家のある大牟田市のお祭り・大蛇山まつりと、音楽友達であるカンケさんご夫妻とカンケさんのご実家の方のお祭り、ぎおん柏崎まつりをたて続けに見てきます。柏崎には、もう4回目かな? 毎年、柏崎のコミュニティラジオ局、FMピッカラに呼んで頂いて生放送に2日連続で出演させて頂いてます。相当テンション高く好き勝手にお喋りしてます(笑。歌も歌ったり(汗。ここ数年、柏崎の海に打ち上がる花火(!)を見ないと夏が始まらないくらい。もしも、柏崎や大牟田のお祭りに行かれる方がいらっしゃるようでしたら、私を見つけて「ブログ見てますよー」とか気軽に声をかけて下さいませね。

ふあ、書き過ぎ??
お詫びに綺麗な空の写真をもうひとつ!

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