ロンドン・ヒースロー空港内で私たちが見た恐ろしい光景とは・・・。

実は、ジュネーブからヒースロー空港の第4ターミナルに到着した私たちは、日本方面の飛行機の発着する第1ターミナルまで移動をしなくてはなりませんでした。現在、ヒースローには全部で4つのターミナルがあるので、平たく言えば一番遠いターミナルへ行かなくてはならない訳です。移動手段は連絡バス。乗ってた時間は、たしか10分くらいかなぁ。バスの車中、多少の疲れに冷えた手のひらで頭を押さえながら窓の外を見ていたら、道ばたにコロンと転がっている黒いものが。ん? 一瞬、人が転んでいるのかと思って良く見れば、それは旅行カバン。な~んだ、旅行カバンが落ちてるのか~。・・・?!げげー、誰かのバゲージが転がってるよぉ!!!
思わずスタッフとジュネーブ国際空港での長い夜について振り返りつつ、目の前の出来事に付いて確認し合いました。と思っていると、今度は、屋根のない貨物車が旅行者たちの荷物をこれでもかという程満載にしてカーブを曲がってゆく・・・。頂上に積まれた荷物はいつ転がり落ちてもおかしくありません。うひょー、私たちの機材もきっとあんな感じで運ばれた挙げ句に、ジュネーブ空港までは一緒にたどり着くことが出来なかったんだわ!! だって、本当に機材の入ったジュラルミンのケースたった一つだけが、ジュネーブまでこなかったんだもんね。まさにこういう状況だったのだろう・・・、あな恐ろしや。きっとFRAGILE!なんて札を付けてもらったところで、実のところ大差ない扱いを受けているんだろうなぁ。よく、到着した飛行機の客室から窓の下を見下ろしていると、バゲージを貨物車に投げ入れている所を見ますもんね。皆さんも是非参考にして下さいね。
あ、私は大丈夫! なんてったって荷物は少ないし、FRAGILEなもの何てほとんど持っていったことはありません。ドライヤーくらいかなぁ? パソコンを持っていくときは当然手荷物ですしね。

さて、ヒースローの第1ターミナル、ここではしばらく時間があったので、またお土産探しなんてしてみました。友人へのお土産はほぼ全てチョコレート。



写真の下の方は、ベルギーのノイハウスのチョコバー。もちろん美味しいです。
で、写真の上の方の板チョコは多分日本では売られてないメーカーのものみたい。そうと知らずに買ってきちゃったので、なんだか発掘したみたいで嬉しいです。へへ。ある意味ミーハーですよね、私。で、これ、カカオが72%のチョコ。これくらいのカカオの量で程よく甘いシンプルなチョコレートが私、ほんとに大好きなんです♪
このメーカー『KSHOCOLAT』のチョコは、どれもパッケージがとても可愛かったし、甘い物好きの女のコは周りに沢山いるのでついついそういう人達へのお土産にといくつか購入しちゃったのですが、その中の一つ、缶に入ったチョコボール・・・、あげた翌日に友人から「これちょっと食べてみてよ(ニヤッと笑顔で)」と言われ口にしたらば、最初は普通のチョコの味なのだけど、段々口の中に想像の及ばなかった変化が訪れて、最終的には口の中がヒリッとしちゃう程辛いお味に。なんと、ラベルにはCHILLIの文字。あぁぁ、甘いものをあげたつもりだったのにぃ。興味のある方は是非イギリス方面に言った時に探してみて下さい。あ、でも『KSHOCOLAT』、グラスゴーのメーカーみたい。もしかしたら中村俊輔選手も食べてるかもしれませんね?!

というわけで、この次は日本ロケについて少し書くとしますかね。
それにしても近頃ほんとーに寒いですね。
私は、タートルだのセーターだのと重ね着した上に、ダウンベスト、そして仕上げにロングコートという防寒ぶり。肩幅が多分普段より2周りくらい大きいです。皆さんも暖かくして、風邪なんかひかない様に気をつけましょうね!