旅のシリーズが一段落ついたので、ちょっと日記でも。

というか、美味しいものを食べたので、皆様にもこの幸福感お裾分けです。
コプチャンって知ってます?
焼き肉屋さんのメニューにたま~に登場する臓物なんです。が、私、以前は全く臓物には興味がありませんでした。実際、未だにほとんどのものを美味しいと思って食べれていない。なのに勧められて食べたこのコプチャンにはホント、病み付きです。今日もよくよく換算してみれば、1人で2人前ちょっと食べてしまった。きゃ~、絶対痩せないよぉぉ。

だって、思うにコレ、ほとんど脂。表面の皮の部分に、テッカテカの脂がたっぷり包まれている、ただそれだけの臓物。一体どの部分なんだろう?

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これをじっくり網の上で焼いて行くと、皮の部分が引き締まってきて、なかの脂がニュルリと顔を出してきます。なので、しばらくすると、その脂で網の上は炎の海。

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じっくり育て上げたコプチャンはもともと味噌ダレに漬かっていたものなので、味はついているんですが、もう一度軽く焼き肉のタレをつけてパクリ。

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うひゃ~。口の中は一瞬でトロトロ。

私は、一般的な女性のイメージに反して(?)相当な脂分好きです。牛ステーキや鶏肉の脂身を、ナイフで切り取って食べない人がよくいらっしゃいますが、あれは勿体なくってしょうがありません。ほぼ喉から手が出ています。(身近な人は是非今度観察してみて下さい。)

そういえば学生時代にゼミの研究旅行で、インドのダラムサラという所へ行ったとき、高級なチベット料理のひとつとして供されたのが豚の脂。脂そのもの。ジュルジュルとすする様に食べました。その時も、おいしいおいしいと言って食べ続けていたのは、女子の中では私だけだった気がする。

でも、そういう部分には大抵コラーゲンも含まれている訳ですよね、言い訳としては(汗)。もしかすると、夜更かしにも、チョコの食べ過ぎにも微動だにしない私の強靭な肌は、一般的な女性の摂取量よりも遥かに多い脂身を食べてきたからかもしれない。

そして、おいしい食べ物には、おいしいお酒♪
コプチャンには、韓国風どぶろくマッコリ!

このマッコリにも私、目がありません。韓国料理屋さんに行くと、必ずって言うくらい注文します。あの乳酸菌の存在感ただよう甘酸っぱさ(はーと)。味的には若い女性ウケをしそうなものだけど、多分アルコール度数は低くはないだろうなぁ。これが、キムチの辛さとの相性もいい。ちょうど、インドカレーとラッシーの関係に似てるのかなぁ。口の中に残った辛さを癒してくれます。

そして、なんといってもコプチャンとの組み合わせも素晴らしい!
コプチャンの脂分をマッコリの酸味がすっきりリセット。気持ち新たに、コプチャンを口の中に放り込める訳です。でも、これを繰り返してるとかなり危険。マッコリのアルコールはまわってくるわ、脂分をとり過ぎて胃もたれはしてしまうわ、体重計には辛い宣告をされるわ。
今日も私は、満足感と後悔とをお腹いっぱいに抱えてながら、お風呂上がりのストレッチ。オススメだけど、食べる方は是非覚悟をしてから召し上がって下さい。

でも、やめられないんだな、コレが。