ド田舎での同居生活で、
いっっっちばん
イヤだったことは・・・・
食事時に人が来る!!
ということ。
大方の(都市部の)家庭では
食事時に他所の家に行ってはいけません
と躾けられているはずです。
しかし、田舎 特に 農村部では
食事時だと 家に人がいる
と考えるようで、その時間をめがけて人が訪問するようです。
そして、それが当たり前なので
(食事時に訪問することがタブーではないので)
訪問の時間を考えずに人が来る。
そして、訪問する旨の連絡もなかったり、直前だったり、
食事時に来るにも関わらず 何人で来るのかの予告もない。
これだけは 本当に嫌でした!!
特に 私は 銘々におかずを盛り付ける食事スタイルで育っているし、
同じメニューが二日続いたことが皆無だった家庭で育っているので
(副菜はたまに同じものが出るけれども)
姑が大量に作り置きの総菜を作ることも、
毎日同じ総菜を食べることも、
急に お客様が来られることも
お客様が来ることで 食事が止まることも
すごーーーく イヤでした。
なのですが、同居して10年・・・
今日は近所のばさまのお誕生日で
三時のおやつの時間に ばさまを迎えに行き
うちでお祝いをしました。
ばさまは 亡くなった大姑の話し相手をしてくれた方で
うちの娘たちもとてもかわいがってもらっています。
で、こたつに入って 姑とばさまは ずーーーーっとしゃべっていて
薄暗くなりはじめているので、
私はばさまの分も夕飯を作りました。
それに気付いたばさまは
「いーがら、 おら、はらくっちぃがら、
わげで くわっし」
【訳】いいから、私はおなかいっぱいだから
(私の分は)皆さんで 食べて
と 仰ったのですが
「せっかくこしゃったんだもの。
いーがら、くってがっし」
【訳】 せっかくつくったんだから
食べて行ってよ
と返す 元・関西人ヨメ 爆
人間、慣れの生き物なんだな・・・ということを 痛感しております。
それにしても ばさま 90になろうかというお年で
ペロリとハンバーグを召し上がったので
長生きする人はこういうもんなんだな・・・なんて思っています。