昨日今日と、頭痛と熱で会社を休んでいる。
日本だったら上司に電話をして『すみません、体調が悪いので休みます』・・・と、言えばすむところ。
シンガポールでは、そう簡単ではない。
シンガポールでは、病院に行って、医師に "Medical Certificate"なる証明書を書いてもらわなくては、病欠扱いにならないのである。
どんだけ雇用者を疑っとんじゃい
!?笑。
シンガポールに着いた当初、それを全く知らなかった自分。
のどが腫れて熱が出て、2日程休んだ。
休み明けに会社に行って、人事部に病欠しました・・・と、申告したところ。
『"Medical Certificate"は?えっ?ないの?じゃあ、有給扱いになります
』
その時はまだ一人で暮らしており、日本から薬を持ってきてたから、病院に行く必要がなかった。
もちろんそんな説明は通用せず、ひどい風邪で休んだのに、有給![]()
まじめに働いてるのに~!!!って、怒り心頭。
昨日その話をチラッとお医者さんにしたら、彼女は淡々としたもので、
『会社をサボる人種が多いからでしょう』
と、言った。確かに、思い当たる節はある。笑。
どの人種とは言わないが、同じ部署に4人同じ国から来た同僚がいる。
1人除いて、みな驚く程、不真面目である。笑。
朝の遅刻は当たり前。
しかも5分、10分なんてかわいいもんじゃない。
1時間、2時間単位で遅刻をしてきて、更に2時間以上ランチに行ったりする。
基本的に仕事が嫌いで、必要最低限の事しかやらない。
やらなきゃいけないことを忘れる。
でも、自分は悪くないと、言い訳だけは神様のような上手さ![]()
ここまでくると、笑うしかないって位、不真面目の代表格なのである。
しかし、彼らはめったなことでは病欠しない。
なぜなら、病欠すると病院に行かねばならず=お金がかかるからである![]()
タダ大好き。お金払うの大嫌いな彼らからすれば、病欠なんてとんでもないのである。
うん、お医者さんの言うことには一理ある。でも、普通にまじめに働いている自分から考えれば、そんなに疑わなくても・・・って、思ってしまうのである。
しかも、シンガポールの医療費は高い。
会社にもよるが、うちの会社の保険制度は、年間に1、000ドルまでと上限が決まっている。大変失礼な言い方ではあるが、そんな端金では何の役にも立たないのである。
体調が悪い時は、日本語が話せるお医者さんがいる病院に行きたい。当たり前だが、初診料が非常に割高になる。一回75ドルである。それに検査、薬、等々を追加すると、あっと言う間に200ドル近い金額になるのである![]()
もちろん地元のシンガポールのお医者さんに診てもらう、という選択肢もある。
ただ、これは何とも言い難い。ひどい頭痛で会社の下にあるクリニックに行ったところ、
『昨日は良く眠れましたか~?眠れなかった?何で?あ、わからないの・・・。う~ん、多分筋肉が緊張して眠れなかったんだね。筋肉が緩む薬を出しておきます』
診察の間、体のどこもチェックされなかった![]()
問診のみ![]()
薬は全く効かなかった![]()
シンガポールの医療は発達していると言うが・・・全く感じた事はないし、二度と同じお医者さんに診てもらいたくない。あんな問診して薬を出すだけなら、自分でもできるんじゃないかって思う。笑。
唯一良い所は、初診料が日本人のお医者さんの3分の1。25ドルってところ。
結局薬が効かないから、安物買いの銭失いとはなるのだけれど。
こうして会社からの保険なんて、あっと言う間に海の藻屑となるのである![]()
雇用主は是非もう少し雇用者を信用して欲しいものだが、そんな日は来るのだろうか?
甚だ疑問である。
