稲川さんの「怪談ナイト@杜のホール はしもと(#39)」、行ってきました。
「JR 橋本駅」、初めて下りた駅でしたが、駅に隣接した商業施設の7F~8Fが「ホール」、6Fが「図書館」、5Fからは吹き抜けの「庭」というオシャレな「怪場」に驚きました。
ホール入り口前のスペースから見た吹き抜けの「庭」
その日の「催し物」は、「電光掲示板」に表示されています。
チケットは「完売御霊」!
「稲川怪談」版の看板
怪場が商業施設の7F~8Fという事と、ステージの奥行と高さが今年の舞台セット「洋館の広間」には狭かったためか、「真冬のライブハウスツアー」の舞台セットでの公演となりました。
だた、舞台の高さも低かったので稲川さんとの距離が近かったです。
オープニングトーク
「東京医科大学」の稲川さんの担当医の本の話と、循環器系の担当医の話。
稲川さんの「血圧」を下げたいと言う循環器系の担当医が、稲川さんを「モルモット」代わりに「副作用がきつい薬」をすすめてくるという話。新潟の公演(@新潟市民芸術文化会館 りゅーとぴあ劇場)の終了後にその薬を飲まなければならないらしい…。
① 極道霊(仮)
今回も1話目は、この池袋の「事故物件」の話でした。主人公の「ヤタベくん」に関するディテールが増えたようです。
② 娘の声(仮)
稲川さんの「茨城の工房」に関する詳細も、回を重ねるごとに工房の場所に関する細かい説明が増えているように感じます。
「稲川怪談」の「聖地」となっている「茨城の工房」です。昨年の怪談ナイトの舞台セットのままのたたずまいです。少し離れた所に、この話に登場する「食堂(瓦ぶきの平屋)」らしい飲食店もあります。
地元では「道しるべ」代わりになっているそうです。
「淳二工房」という看板があります。
昨年の怪談ナイトでは「何も盗らずに逃げた、工房に入った空き巣の話」も聞かせてもらいましたが、稲川さんが留守の時は「前科26犯」の名物爺さんの幽霊が工房の留守番をしているようです。
この画像で工房の場所が判っても、「観光地」ではないので見物に出かけないようにお願いいたします。
③ 踏切事故の怪(その1)(仮)
この話の冒頭の「事件なのか、事故なのか…。」という語り出しの言葉に触れて、最近増えてきた怪談を語る若い人達の話もされました。
毎年開催される「怪談グランプリ」もその要因の一つだと思いますが、中には「幽霊なんて見たことありません!霊の存在なんて信じません!」と言う人が「怪談」を語っていたりして、「ビジネスオカルト」丸出し。「今、怪談を語れば金になるから、怪談を語っている。」という感じで、嫌な感じです。
ぼそぼそと語っていたかと思ったら急に大声になって、「声」で驚かしているだけだったり、「携帯電話」に保存された「心霊写真」を「怪異の証拠」として出して見せる人もいますが、スマートフォンで撮影した写真を、スマートフォンで加工して心霊写真を作れる時代ですから、かえって話が嘘くさく聞こえてしまいます。
「怪談師」は増えているようですが、「怪談を語る」という事が「芸」の域に到達していない人が多くなっているように思います。いずれは「淘汰」されるのだろうと思います。
④ 踏切事故の怪(その2)(仮)
「踏切事故の怪その1)(仮)」とこの話は違う「踏切」で起きた事だそうですが、稲川さんは「関連」があると考えているようです。
今回の話の中で「最近もご婦人が二人亡くなられた…。」と言われて、「場所を特定しないのがミソ」と言いつつ思い当たる「踏切」をチェックしてみたところ、東京都内の「私鉄」のT鉄道のT駅の近くにそれらしい踏切がありました。そして、T駅の隣の駅は「N駅」…。
T駅とN駅の間には踏切が3ヶ所。そのすべてが「開かずの踏切」でしたが、N駅よりの2ヵ所は道路が線路をまたぐ形に改修されて、既に踏切はなくなっています。T駅の近くには「大学」もあり、稲川さんの話とも合致しています。
T駅では、かつて列車の「衝突事故」があり、亡くなった方もいるそうで、稲川さんの言う二つの踏切の「関連」が「列車の衝突事故」に結び着いたら、この踏切で間違いないだろうと思います。
来年以降の怪談ナイトで、「踏切事故の怪(その3)」が語られるかどうか…。
各話のあらすじはこちらへ。
○心霊写真コーナー
紹介される写真は変わらないのですが、映し出されるスライドの一部の色が変色して、そこに「つぶつぶ」が現れる現象は今回も見られました。その「つぶつぶ」が消える部分と消えない部分がありました。
「つぶつぶ」が現れる原因が解らないので、消える理由も解りません。スライドに起きている異常ならスライド自身が傷んで行くだろうと思うのですが、著しく傷んでいる様子もないので、「つぶつぶ」の原因は想像する事もできない状況です。
「CLUB CITTA'(川崎)」の「千秋楽」終了後にスライドの変化をgif画像で載せる予定です。
A 寝転ぶ子供
寝ている男の子の頬、胸、左腕に「つぶつぶ」発生。胸と左腕の「つぶつぶ」は消えましたが、頬は消えませんでした。
B 陽気な三人
写真に写っている三人の女性の左端(写真中央)の方の後ろと、テーブルに「つぶつぶ」発生。
C 水辺の顔出し君(サダオ)
シラサギの右の翼から空の部分にかけて変色と「つぶつぶ」発生。
顔出し君(サダオ)のクローズアップでは、額を中心に一時ぼやけて元に戻りました。
D 団子兄妹
妹の顎と、兄の服の襟元に「つぶつぶ」発生。
E 風船のオブジェ
風船のオブジェの中央部分に、かなり激しい「つぶつぶ」発生。
F 赤いジャンパー
中央の女性の背中、赤いジャンパーの上部が変色。
★ ツアーグッズ(その4)
だいぶ涼しくなってきたので「長袖Tシャツ」も販売されるようになりました。デザインは昨年販売されたものと変わっていないようです。以前に販売された事があるデザインの「Tシャツ」もありました。ただ、ツアーも終盤のため、「サイズ」によっては「売切れ」ているものがあります。前回参加の藤沢公演では残っていた「うちわ(オレンジ)」も、今回は売り切れていました。ツアーグッズの品目が少なくなってくると寂しくなって来ます。
今回のグッズは、「トートバッグ \1,500_」と「ライター 各\300_」、「ステッカー \500_」です。昨年販売されていたトートバッグよりサイズは大きいのですが、スーパーマーケットで買い物をするには小さい…。A4版のノートやファイルなら入る大きさですが、微妙なサイズです。
さて、次回参加は、いよいよ「千秋楽=CLUB CITTA'」です。CLUB CITTA'は今年で「30周年」という事で、何か特別な演出があるかもしれません。もう一度「肌色のソファー(仮)」が聴きたいですねぇ。
近所に稲川さんのポスターが貼ってあったので「怪談ナイト」の宣伝用のポスターかと思ったら…。
神奈川県警の「特殊詐欺」予防用のポスターでした。気が付いたのが最近だったので、右上の「TVKテレビ(テレビ神奈川)」の「稲川淳二の超こわい話 ふたたび」が放送されていた事をこのポスターで知りました。完全に見逃してしまいましたが、ただ今、TVKテレビで毎週土曜日24:00から再放送中です。
● TVKテレビ「稲川淳二の超こわい話 ふたたび」番組ページ
という事で、また次回。