ドメスティックジャパン(二億四千万の死んだ目) | nagyi777のブログ

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ブログを書こうと思います、

 これからの人生は日本中のスーパー銭湯や演劇を観ることのできる温泉施設で身も心もリラックスして湯船に浸かって生きようよ。

 君が『イーロンマスクの下で社畜のように働きたい!』とか嘯いたときは心の中で『社畜は社畜だけど、グローバルで通用するビジネスライクな働き方は無理』って思った。

 祭りの後のような拗ねた、すべては終わってしまったような、時の過ぎゆくままに漂いながら死んだ魚のような目をした君が今更健気な事を言っても誰もとりあわないさ。


 ハイハイハイ、また『タラレバ』が始まりましたね。俺の才能とセンスはアメリカだったらウケる。自分を支えてくれるクレバーな女性が側に居てくれたらいい仕事ができたはずだ。百億円でいい、自由に使わせてくれればみんながアッというようなクリエイティブなプロジョクトを企画して成功させてみせる。


 あいつみたいな顔に生まれりゃ、、、、ベイビー俺は孤独かい?(単なるいい訳)。


 言論の自由だからどんなホラを吹くのも君の勝手。だけどね、こればっかりはエビデンスじゃないけれど少しは君が君の願望にそぐわしい(要するに求めるものを手にする資格があるかとかの)何かの実証できるようなものを見せてもらうなりしないと『ドラえもん』を無理矢理観せられているみたいであんまりだよ。


 日本はガラパゴスだから世界に目を向けるべきだ、とかの発言をよく聞く。グローバルリズム論理を普遍化する思想と言っていい。これには違和感を感じる。

 対外的な外交や国際関係を取り扱う時には当然配慮すべき事も国内的に上手くいっている部分に対してまで『競争原理』を持ち出したり、国際競争力向上の為に世界標準に阿ったりする事はない。その国の原理に背いても不自然で窮屈なだけだ。


 ありもしない幻影に憧れ、邪な天使に拐かされ、積み木をバビロニア方式でつみあげる事を勤労だと勘違いしたお前、愚か者よ。お前の過ごした苦痛と徒労の時間と悔恨の涙の盃を受けよう。


 若者が近所の露天風呂で『来春からは社畜さ、遊べるのは今の内だけだよ』と自虐気味に言っていたが若人よ、君はまだいい、君の言葉には希望の匂いがする。日本で社畜をする事の方がイーロンマスクの下で働くよりずっと幸せだから(まあ、一般の日本人には不可能だが)。

 紛争最前線のイキった兵士の目よりも脱俗自娯した二億四千万の死んだ目の方が平和で幸せな宝島の鑑なのさ。 我々の誇りはノンビリゆったりドメスティックジャパン、ジャパン、ジャパン。