日本形成外科基礎学術集会2017in大阪 その1総括編 | 名古屋タワーサイドクリニックのブログ

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皆様台風への備えはおさおさ怠りございませぬでしょうか?

みやです。

 

ということで

先日形成外科の基礎学術集会に行ってきました。

写真を取り忘れていたので今抄録の写真を撮りました。

 

オヤジギャクが最高にハイセンスですね。

 

去年に引き続き大阪のナレッジキャピタル

ここは駅とのアクセスも良いしキレイだしホントにいいですね。

学会環境としては名古屋ヤバイですね。

 

内容ですが

相変わらず基礎的な内容が多く、濃くて面白いです。

基礎的な話しに興味が薄い臨床で多忙な先生には面白みがないでしょうね。

そもそも形成系の学会は「参加票」を回収するのですね。

つまり専門医の維持のためには一定期間に何ポイントとか定められていてそれをクリアしないと専門医の看板を維持できないわけです。

それでどういうことになるかというと、まあ大学の出席管理みたいになって出たくも無いのに出席してサインしたり出席カード出したりと殆んど学生のノリです。

 

大学のとき、講義によっては出席の紙に毎回違う文字が小さく印刷されていたり、小さく色マジックで点が付いていたりとかで出席偽造防止などありましたねえ。

 

「代返ステレオ音響△△教授ブチキレ事件」

というのもありましたねえ。

出席の点呼を教授がとる講義もあって、これで誰かが代返を頼む訳です。あるとき代返の手筈にダブルブッキングがあって、

 

△△教授「○○君」

(講義室の2箇所から同時に)「ハイ」「ハイ」

 

△△教授「・・・・」

教授 もう一度 「○○君」

 

(講義室)   シーン

 

みたいな手に汗握るスペクタルシーンもしばしば発生し、大変楽しゅうございましたねえ・・・

などと回顧にふけってしまったりしましたが

 

結局そういう感じで、ポイントが得られる形成とは直接関係の無いデンソーの偉い人の

「デンソーの技術と物作り」

みたいな軽いのはポイント付くので大入りの会場、

同時にやっている「異常瘢痕・瘢痕・ケロイド」といった形成の臨床上極めて重要な臨床テーマの会場はポイントが付かないので

重要なのに閑古鳥、などという状況も出席カード提出制らしいほほえましい光景でございました。

 

思い起こせば私もボストンの学会でポスター貼り逃げしたとき(半分は出ましたよ)皆さんとアメリカンなステーキ屋さんに行ったり、MOMA美術館にいったり、ニューヨークで評判のベーグル屋さんにいったり、バーで大リーグを見たり、金髪のお姉さんの胸の谷間に1ドル紙幣をねじ込みに行ったり、オカマの皆様のパレードをみたり、オカマのお姉さんに投げキッスされたり、その他諸々ちょっと記載は避けますがなどだったり、

アメリカ東海岸を堪能させて頂きました。

前名大学長の浜口先生ありがとうございました。

先生とのヒミツは口外せずハカまで持って行きますのでご安心下さい。

ということで話しが逸れました。

 

大体学会に皆さんと行くと段々脱走癖が付いて、学会会場を抜け出して観光に行ったり、茶をシバキに出たり、メシをドツキに出たりして、まあそれはそれで楽しいのですが本来の学問的な楽しみをスポイルすることになるのであまりお勧めできません。

 

ということでちっとも本題に入りませんが本題に入ります。

面白かったです。

総合懇親会では近大のマグロの解体ショーもあったらしいです。

まな板ショーってやつですね。

 

内容は

形成的再生医療アップデート

瘢痕・ケロイドアップデート

骨再生

糖尿病性病変アップデート

形成外科からの手の外科

脱毛レーザー再確認

皮膚再生の話し 薬事承認の問題

bFGF徐放性人工真皮の話し

脂肪幹細胞を付加した脂肪移植の話し

松尾先生のすごい話

ピコレーザーのシンポジウム

細胞骨格制御面からの創傷治癒

韓国の美容治療

創傷治癒アップデート

などが面白かったですね。私的には

 

他にも聞きたい話も沢山あったのですが被っていたので残念ながら聴けず。

 

ご紹介したい各論的な話も沢山あるので順次ご紹介する予定です。

 

唯一撮った写真ですが

夜景がやけにキレイ(古典)だったので載せときます。

 

ウメ地下食品街のタコヤキがあまりに美味しそうだったのでムリヤリ食してしまい、翌日お腹の調子を崩し、楽しみにしていたグランヴィアの朝食バイキング(これメチャお勧めの朝ごはんです)が殆んど食べられなかったのは誰にも言えないヒミツです。

 

各論編 乞うご期待!!      「・・・」

 

みや