【主催】愛知県経営者協会
「自社でできる!従業員意識調査セミナー」2013年5月27日(月)13:00~16:30名古屋商工会議所ビル【講師】トーマツイノベーション株式会社 大阪支社・名古屋支社長 加賀隼人氏
成長とは、部下が成長するためには、「上司が育てる」ではなく、「部下が自分で育つ」評価者にふさわしい人の条件は、「社長の大切な思いや考えに賛同していること」と「人望があること」人事評価がうまくいく本質は、評価者が部下に認められていること。評価制度ではなく、評価者の育成に力を入れよう。
組織が活性化する大前提 ・・・ 業績
社員が増えるほど社員間で必要な対話の架け橋は増えていく。
全員の心が一つになるためには
①社長の大切な思いや考えへの賛同
②共通の夢を持つ
③共通の目標を持つ
社長の大切な思いや考えと「合わない」か「合う」かが決定的である。
「合わない」なら、「どんなに会話が多くても、本質的には楽しくない」「合う」なら、「会話が多ければ多いほど、みんなの心が一つになる」
「この指とまれ経営」。そのためには、「指の見える化が必要」「一番大切」「当社は何のために存在するのか」「社長が経営するうえで大切にしていること」「社長が仕事をする上で大切にしていること」「挨拶は仕事に優先する」「共通の夢」
加賀隼人氏は講演を通じて、組織活性化のプロを育成する心意気を訴えていました。
私は弁護士法人を設立して4年目に入りました。
・扱う分野を相続・離婚・債務整理・中堅中小企業法務 (不動産法務を含む) の4分野に限定する
・勤務弁護士の副業 (個人事件) を禁止する (個人事件は不可、全て事務所事件として扱う)
・弁護士を「先生」と呼ばない
・弁護士にお茶出しをしない ・相談力・面談力の研修(ビデオで録画・録音、事務スタッフを含む全員から評価を受ける)
などの従前の法律事務所の弊害・問題点などを、次から次へと改革改良を断行しております。
従来の
・「弁護士は、特権階級である。」
・「弁護士は、士族である。弁護士は社会の指導者である。弁護士は偉い。」
という根強い思考を否定して、
・「弁護士・法律事務所は、サービス業である。(幕藩体制下の「士農工商の身分制度」の「工商」に該当)」
・「ここに相談して良かった」
・「ここに依頼して良かった」
と、
・「ここで働いてよかった」
と思われる弁護士・法律事務所を追及して、絶えず改革改良を実践することに注力している私にとって、『社長』の存在がいかに重大であるかを思い至りました。
それは、ドラッカーの言う「企業の目的は、何なのか」の重要性でした。
人事労務問題の根幹は、『社長の思い、考え』なのでした。
講師の加賀隼人氏から教えられました「考え方」と「シンプルなしかけ」などいいヒントとアイデアをいかに実践するか、私がどのように経営者として成長して成功していくのか、私自身が事務所の私を除く18人の構成員からテストされ続けているのです。
社長としてすることは、とても多くあります。
身近なところでは、まず「ほめ上手になること」と「ほめる8、叱る2」を守ることと、社員間の会話の架け橋を築いていくことです。
まずは、この実行を課しています。
そして、目的・目標を明確にする。
短期・中期・長期の経営戦略を絶えず練りながら、修正しながら全員に浸透させ、確実に業績を上げ続けることです。
この7月には、1月の年初会議に続く、今年2回目の一日を使ってのロング会議(年中会議)を予定しています。
短期(1~2年)、中期(5年)、長期(10年~20年)の経営の目的・目標をペーパーに落として、これでもかこれでもかと、くどいくらいに事務所構成員に浸透させることが必要です。
この経営目的・目標に合う人によって、運命共同体としての組織としての弁護士法人名古屋総合法律事務所は展開されていくのです。
弁護士法人名古屋総合法律事務所は、相続・離婚・債務整理・中堅中小企業法務(不動産法務を含む)の
4分野に特化した専門法律事務所です。