【2019年11月10日~11日】
富山の美術館巡りと伝統技術に触れる鋳物製作体験一泊研修旅行
今年は富山に一泊研修旅行に行ってきました。
富山市に入り、まず向かったのが『岩瀬エリア』です。岩瀬エリアは、江戸初期から日本海を行き来する北前船の港町として栄えていた町で、明治期に建てられた家屋が多く残っています。
午後からは富山ICの方々とお別れし、『樂翠亭美術館』に向かいました。1950年代に建てられた日本家屋に、現代の陶芸作家の作品が数多く展示されており、美しい回遊式の日本庭園を散策して来ました。
1日目の最後は『富山市ガラス美術館』の見学に行きました。
隈研吾氏が設計を手掛けた外観は遠目にも目を惹き、建物の中に入ると2階から6階まで吹き抜けの
ホールが広がり、木の温もりを感じる空間となっていました。
展示の作品はどれも素晴らしいもので、ライトアップされたガラス作品はとても美しかったです。
2日目は高岡市にある『株式会社能作』さんの本社工場見学と鋳物製作体験をして来ました。
『能作』は鋳物メーカーで、曲がる金属カゴなどが有名です。
実際に使われている木型が展示されており、職人さんが作業されているすぐ近くまで見学させて頂けます。鋳物製作体験では錫を使ったペーパーウェイトを参加者それぞれの感性を活かして製作してきました。
昼食は『新湊きっときと市場』まで足を運び、各々海鮮料理に舌鼓し、茹で蟹やお酒など大量のお土産を手にして帰路につきました。
帰りは残念ながら雨に降られてしまいましたが、今回も盛り沢山の内容でとても充実した旅行となりました。
最後にお忙しい中、貴重なお時間を割いて私達の企画にご協力頂いた枡田酒造の社長様と富山コーディネータークラブの皆さんに御礼申し上げます。