「旅時々日常」~田舎侍の徒然日記~ -6ページ目

「旅時々日常」~田舎侍の徒然日記~

尾張(愛知県西部)に居を構える田舎侍が、日々の雑感を徒然なるままに語ります。

ご無沙汰しております。

先月の出来事以降、環境が一変し、

小生、公私両面ですっかり忙しくなってしまいました。


平成最後、なにする?

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世間では「10連休」となっているようですが、
私は「4/30~5/2」も、通常と同じように、仕事に行きます。
改元に伴う「お祝いムード」とも無縁です。
「昭和」が終わる時と同様、しんみりと元号が変わる時を迎えることになるでしょう。

そんな中「名古屋国際会議場」に足を運ぶ用事がありました。
この建物が世に出たのも、平成元年、1989年のことでしたね。
この年は名古屋市が「市制100周年」を迎えた年。
他にも市制100周年を迎えた大都市が多く、バブル経済の時代でもあったことから
平成初期には「街おこし」の一環として、博覧会があちこちで開かれておりました
(代表的なのは「横浜博覧会 YES89」ですよね)。
ここ名古屋では平成元年に「世界デザイン博覧会」が開かれておりまして
その「テーマ館」として登場したのが、現在の「名古屋国際会議場」の建物でした。

会議場内でひときわ目を引くのが「幻のスフォルツァ騎馬像」。
実はこれも「世界デザイン博覧会」の展示物」を恒久保存したものです。

この騎馬像を出展したのは、当時あった地元の都市銀行「東海銀行」。
現在の「三菱UFJ銀行」の前身行のひとつです。
平成の30年の間に、いわゆる「吸収合併」を2度繰り返し
メガバンクの中に組み込まれることになろうとは、夢にも思いませんでしたね。

平成元年に「世界デザイン博覧会」が名古屋で開かれることになったのは
デザインに関する世界会議を、名古屋に誘致したことがきっかけでした。
写真は名古屋市議会が平成元年に採択した「デザイン都市宣言」の文章です。
「えっ、名古屋がデザイン都市!?」などと、当時だけでなく、現在も違和感を覚えます。

時は移り、平成31年。
ここ名古屋国際会議場では「日本医学会総会」が開かれておりました。
昨日はノーベル賞受賞者・本庶佑先生の記念講演がありましたね。
私は昼から諸々の用事があって、聴くことができませんでしたが
午後からの市民公開講座では、JR東海の2代目社長だった
葛西敬之(かさい・よしゆき)さん(現在はJR東海名誉会長)が
「東海道新幹線と超電導リニア」について、語っていらしたようですね。
世界デザイン博覧会でも、2005(平成17)年の万博でも
JR東海さんは「リニア」に関するパビリオンを出展していました。
果たして令和の時代に「超電導リニア」は、陽の目を見ることになるのでしょうか。

・・・ということで、「平成」を駆け足で振り返ってみました。
皆様、来るべき「令和」が、良い時代となりますように・・・。