昨年12月からサロショムックをじっくり眺めて、
一番最初にONLINE購入を決めたショコラアソートリキュール。
コロナ禍で時間に余裕が出来たヤンブリス氏が、
新作の試作に例年より時間を割けた為に誕生したという、
リキュール入りのボンボンショコラ。
型取りしたクーベルチュールにリキュールを入れて1日放置→表面にうっすら皮膜が張る→ゆっくりとガナッシュやキャラメルを流して層を作る。
そんな工程の「テクニックを見い出すところからのスタートだった」のだそう。
こんな時代、今なお現状はネガティブに違いないけれど。
こんな時代だから生まれた、
こんな時代だから出会えたショコラ。
まさにコロナ禍に差す希望の光のように感じ、
今期の象徴的なショコラとして真っ先にムックに付箋を貼りました。
「リキュールボンボンではなく、リキュールでしか出せない風味を添えたボンボン」
「リキュールボンボンの概念を変える逸品」
未知の領域に心躍ったムック記載文。
口にしてみれば、本当にその通りの世界観が広がって…(*˘︶˘*).。.:*♡
フィリピンのラム、マルティニークのホワイトラ厶、エルダーフラワー酒、日本産ウィスキー。
4種異なる度数のお酒でしょうに、
同じテンションに整えられた穏やかな味わいにうっとり😍
何より、ガナッシュやキャラメルというパーツがショコラを楽しむための軸としてしっかりとあり、
リキュールだけが主役のリキュールボンボンとは別物。
アルコールのパンチ力が味覚を支配するのでなく、
どこまでも品よくエレガントなさじ加減。
でも、ずっと続くリキュールの幸せな余韻。
これはアルコールに酔うのではなく、
味わいの美しさに酔うという感覚が正しいに違いありません。
好きなショコラトリーもいっぱいある。
好きなお酒もいっぱいある。
だけどこんな素敵なものを知ってしまったら、
リキュールボンボンはこの先ヤンブリス氏一択でいいとしか思えない❤️❤️❤️
毎晩一粒ずつゆっくり味わってから、ふわふわと眠りに落ちて。
そんな大人だけに許された幸せを堪能しました😌