昨日(10/31)は毎月恒例のゲーム会でしたが、今年はじめて床暖房を入れました。
そんな秋のゲーム会レポート
今月のテーマ「チャレンジしてみよう」
月並みな言葉ですね、チャレンジって
でも本当にチャレンジしていますので、
続きをお読みください。
お品書き(ゲームのメニュー)
•ハリガリ
•コヨーテ
•We Will Rock You(ウィーウィルロックユー)
•ワンナイト人狼
•ピット(時間の関係でやらず)
当日はこんな感じでした
毎月やってますねウォーミングアップですね。途中から来た子も参加しやすく、盛り上がりやすいので取り入れてます。
ただ「負けた人」(持ち札が0枚になってしまう)がでるゲームですが、それは「負けた人が生まれたのでなく、カードが0枚になったのはゲーム終了のシグナルであり、その時にカードをたくさん持っていた人の勝利」としないと後味が悪くなります。
•コヨーテ
ここから今月のテーマ「チャレンジ」が始まります。
コヨーテはひたいにカードを貼り付け、自分はそのカードを見ないようにします。
前にも取り組んでますので、詳しい内容を知りたい方はblog記事をご覧ください。
今回チャレンジしたのは「計算の好きではない子」がチャレンジしやすいように、「引き算要素」をなくしました。
今回は「どうしようかな〜」と言って最初様子を見ていた子も、他の人が遊んでいるのを見て「自分にもできる」と安心して入って来てくれました。
カード(数字、計算)を段階的に増やしていく事で「自分にもできる」と思える事は非常に重要です。
•We Will Rock You(ウィーウィルロックユー)
研究所でやるのは初めてです。音楽ゲームです。音源を使ってQUEENのWe Will Rock You を流します。(音が苦手な子がいる場合を考慮して適度な音量で)
各自は自分のポーズを持っています。(配ったカードで決められる)
リズムに合わせて膝と手を叩き、親の人が「自分のポーズ→相手のポーズ」を行います。すると親が相手のポーズをした人に移ります。すると次の親も「自分のポーズ→相手のポーズ」と繰り返していきます。上手くポーズを決められないとペナルティーでポーズが増えます。
最初は難しいのでゆっくりなテンポで、「自分→相手」と口にしながら行いました。完全に慣れてから音楽スタート。
運動があまり好きではない子にとってはかなりのチャレンジかもしれません。失敗をしても、辛い思いをしては面白くはありません。
勝敗をつけるゲームではなく「みんなで楽しむため」のゲームです。
動画でご覧いただけないのが残念です。終わった後は「疲れたー」「面白かった」とみんなが言ってました。
•ワンナイト人狼
おやつを食べた後はいよいよ人狼です。
人狼(じんろう)ゲームは昨今テレビ番組でも取り上げられ、人気が出ています。
一言で言うと「演技と論理」のゲームです。ここでのチャレンジは「嘘をつく」事です。嘘をつく……嘘をつく事がたとえゲームであっても好きではない子もいるでしょう。そのあたりは説明をした上で行いました。そんな必要悪(?)なUSOをつくゲームなのです。
「あなたたちは平和な村に住んでいましたが、ある時そこに人に化けた狼がやって来ました。狼は人間を食べてしまいます。あなたたちはこのカードを引いてもらいます。狼カードを引いた人は「狼の役」をやってください。上手く嘘がつけないと思ったら、ありふれた役「私は村人です」と言えばいいです。このゲームで人狼になってしまったら嘘をつかなければいけません」
と説明をしておきます。
実際やってみると…
慣れれば慣れるほど、巧妙に面白く演技と推理をしていました。
相手を追い込むような質問をしてしまう子にはブレーキが必要ですね。
直感も大切ですが、「なんでそう思う?」という根拠も必要です。
他の人を賛同させる「もっともらしい」事を(USO?)言う事、嘘を見破る推理が交錯する時間でした。
今回は以上です。
チャレンジがたくさんできたゲーム会でした。
NPO法人教育心理研究所
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