soul #81 瓜田貴拓 | Nagoya Lacrosse Blog

soul #81 瓜田貴拓

こんにちは。今年度DFリーダーを務めました、瓜田です。

FINALの南山戦から約一週間、あのときの1on1の立ち位置こうしてれば、フルフィーの守り方こうしてれば、クリアミスってなかったらとか反省は死ぬほど出てくるけどもう引退してしまいました。

いま思うこと、振り返りとか書いていこうと思います。



2018年11月17日
早稲田に負けて、18lizardsの活動が終了した日。
何もできなかった自分がしょうもなかった。ケガで出場できない同期のロング陣、応援してくれたBチームの4年生、泣いている1年生のマネトレたちがいるスタンドに顔を向けることができなかった日。


次の日から、19lizardsが始動した。
チームとしては、連携、一体感を重視したDFを目指すことにした。個人としては、俺がなんとかすると思っていた。
でも実際、新チーム始まった当初、そんなにうまくいかなかった。
6on6とか練習試合で自分に都合のいいプレーしかしないし、プレー中会話できないし、頭すぐパンクするし、そのくせ言い訳はめちゃくちゃするみたいな奴が多すぎて正直ブチ切れそうだったし、実際何度かキレました。今思うとけっこう理不尽に怒ってたかも、すみと山中湖のときはごめんな。




「考える」
結局、リーダーとか幹部陣がこうしろよって言っても、その本人たちが自分で考えて行動して、できるようにならなきゃ意味ないです。意味ないというか、組織として成長しないと思います。だから、今シーズンはめちゃくちゃ後輩にも同期にも、何考えてたか聞いたし、ミーティングも俺主体じゃなくてみんなにいろいろ反省だしてもらいました。


それでもリーグ期に入ってからは、プレー中会話できる子増えてきたし、コミュもやっととれるようになった。特に今年は、17の子たちが頼もしく成長してくれました。ここ最近は一緒にDFしてて、いまはまったなとか考えてること一緒だなっていうシーンが多くて楽しかった。


だからこそFINALは勝てると思ってたし、またDFミーティングしたかった。みんなのいいプレーもっと褒めてあげたかったし、お前らの珍プレーみて笑いたかったよ。



でも負けた。7点も取られちゃったし、最後俺がなんとかできなかったし、俺の責任だわ、ごめん。




ラクロスに限らずスポーツって所詮結果論だから、今年の俺のやり方はどこか間違ってたんだろうと思います。今年だけじゃなく、今までlizardsが学生日本一になったことはないです。みんなが今まで経験してきたことの中で正しいと思うことは続けて、違うと思うことは変えていけばいいと思います
どんな課程を選択しても、それが正しい課程だったと証明するには結果を出すしかないのかなと思います。



最後に
2年のとき、ナイターの合同練でわたるさんに瓜田来週からAチームなって言われたとき。初めてリーグ戦出たあとに同期のTRがうりナイスっていいながらグータッチしてくれたとき。

3年のとき、試合中裏ワン守れてるときに、後ろからナイスって聞こえたとき。名城戦で、ダブルつくってボールダウンしたとき。

4年のとき、開幕戦で同期と喜びを分かち合ったとき。後輩のいいプレーをミーティングで見てるとき。

ほとんどしょうもない話だけど、すこしだけラクロスの熱い話をしながら酒飲んでるとき。



4年間ラクロスをやってきて、嬉しかったとき、胸が高鳴る瞬間は何度かあった。でも、全日で勝利したとき、学生日本一を達成したときはもっといい景色なんだろうなと思う。俺らはそれを見ることができなかったし、もう見ようとすることすらできない。
来年以降、みんながどこを目指していくかは、分からないけどみんななら上の舞台で活躍できると信じています。


期待してます、がんばってね。



#81 瓜田貴拓