弁護士のひとり言(92)「ひよこ」 | 名古屋第一法律事務所 お知らせ・ニュース

弁護士のひとり言(92)「ひよこ」

 

 

弁護士 田原裕之

 

 おととし生まれた一番下の孫が歩き始めたので、年末年始の休みを使って、木のおもちゃを作ることに。これまで、馬、犬、ウサギなどを作ってきた。今回は、息子夫婦の希望で「ひよこ」になった。


 まず、紙に「ひよこ」をスケッチ。(写真1)

 







 スケッチした紙からカーボン紙を使って木材に転写。(写真2)

 適当な大きさの工作用の材がなく、建築用の材を購入。工作用ではないので、細工に手間がかかるし、節は多いし…。








 先だって購入したジグソーを使って木材の切断に取りかかる(写真3)
 ちなみに、下に置いてあるのは、ジグソー用に作った手製の作業台







 切断された後。(写真4) ジグソーは曲線切断ができる。ジグソー購入前は、この作業をノミを使ってやっていたので大変だった。







 この作業の時は、防塵グラスが欠かせない。(写真5)
 今のところ、木の粉が目に当たったことはないが。







 直径50ミリ、長さ100ミリの円柱状の材を4分の1に切断する(写真6)
 この切断はジグソーではできないので、普通ののこぎりを使う。







 これがひよこの「車輪」になる。(写真7)







 ジグソーでカットした「ひよこ」をノミ、彫刻刀、ナイフで削って、「ひよこ」の形に。紙やすりをかけて仕上げ。
 車輪は中心に穴を開け(インパクトドライバーを使用)、8ミリの丸棒を車軸にし、ひよこ本体に9ミリの穴を開けて通し、コロコロと動くようにする(その過程の写真は撮り忘れました)。実感としては、軸を直角にして、車輪がまっすぐに回るようにするのが一番難しい。今回も、左前の車輪が斜めになってしまった。垂直にドリルを下ろす盤があるが、そこまでは手が出ない。

 できあがり(写真8)







 斜め前から(写真9)







 「くちばし」の下に付けたヒートンにひもを付けて引っ張る。
 孫はこの「ひよこ」で遊んでくれるだろうか。現在小学校3年生の孫は、「犬」のおもちゃを外に散歩に行くときにもひきづっていたそうだが。


 目と羽を塗装しようかと思ったが、口に入れることがあるので、あえてそのままに。ちなみに、ひよこの本体も車輪も無塗装。