③ヴィンテージサドルバッグのリペア(ベルト千切れ&底面の穴)革も出来るだけ近似の物を選びます。黒い革といっても色々有ります。いわゆる真っ黒、青みがかった黒、赤みがかった黒、艶の具合や銀面の肌のキメ具合……。形が残っているパーツから型取りして歪みを修正し、型紙作成。そして切り出し。今回の革はほぼ艶なしなので、コバ処理もそれに合わせて艶消し剤を配合し、調節しています。そしてガラス板では磨きすぎず、70%くらいの仕上げ。綺麗にし過ぎない。毛羽立ちを押さえる程度。角の面取りは、切りっぱなしではなくサンドペーパーで殆ど判らないくらいに処理したのみ。ハッキリ面取りすると、現代っぽくなるので(^_^;)~SOUVENIR REPAIR WORKS~