無事にタブも両方縫い終わりました。
プレート裏は、かなり難儀しました😅
そして、リベットはやはり換えたくなかった。
しかしタブの厚さも原状と変えたくない。
なので裏側でリベットを打つ部分周りのみ革を透いて、
叩いて潰す為の“余分”を2mm程出せました。
ちなみに開けてみると面白い。
タブを縫う本体の裏側には上質そうな着物?の織物が使われていました。
before
after
元のリベットも何とか綺麗に叩き潰し、カシメる事が出来ました!
緩んでいた錠のナットも閉め直しました。
before(歪みが生じてしまった…)
リベットは、1発OK!ではなかった。
タブの折り返しに近い部分の為、
台座が安定せず、リベットの足自体を叩いて潰すので当然 頭側にかなり負荷がかかる。
片方は上手くいったのだが、もう片方は力が逃げてしまい頭に歪みが生じてしまった。 …さあ、どうしよう。
正直、「ここまできてマジでーーー😭💦」と焦りが。
とりあえず頭から叩く為に引っくり返して、中に硬いフロア材(工房に使った床材)を重ね、叩いてみるが、納得がいく程は平らにならず…
メッキではなく完全真鍮(鉄が混ざっているかもしれないが)だったのを確認し、
“削っても材質は変わらないだろう”とルーターで頭を削りました。
当然まっさらな色になってしまうのでエイジング。
腐食剤、染料、火で炙る色々して何とか大差なくいけたと思います。
after(歪み修正後)