御挨拶 | SOUVENIR REPAIR WORKS ―革物リペア―

SOUVENIR REPAIR WORKS ―革物リペア―

魅せられたアメリカンアンティーク・ヴィンテージに特化したレザーリペアブログ

初めまして。

加藤と申します。

ヴィンテージに特化した革の破れや解れ等を

リペアする日々のブログです。


本業にしている住宅補修業が、もうすぐ9年目を迎えます。

ずっと頭の中にあった「革リペア」。

ようやく始動できました。


20代の頃、1930、40年代のHARLEY-DAVIDSONの虜になり、

1947年式 EL, knucklehead(HARLEY-DAVIDSON)を手に入れた事から

次第に ファッション、音楽、インテリア、

おのずとアメリカンヴィンテージの虜になっていきました。


中でもずっと重きを置いているのが モーターサイクルジャケット。

今まで数着ですが、アンテナを張り続け、

縁がありました。


しかしやはり何と言っても70、80年前の革物。


バイクに乗った時、車に乗った時、

ついには破れたのです…。


肘の部分が大きく裂けてしまった物、
ムートンが裂けてしまった物。


女性という事もあり、歳も取るにつれて

破れ方がみっともなく感じ、着れなくなってしまい、何年も飾りっぱなしに。

直しにリペア屋に出すことも考えたのだが、
なんか 気が進ませんでした。


「どんな風に直すんだろう」

「新しい革に部分張り替え?」

「雰囲気変に変わっちゃうかな…」

「直す方はヴィンテージ好きな方なのかな」


など色々思ってしまったから。


だって、高かったけど頑張って買った、
愛しい自分のジャケットだもの。


リペア屋は結構調べ、聞いたが、結局出さずのまま時が過ぎていきました。


 
よし。

いっそ、自分で習得しよう。

自分で直そう。


また、着られるように。



そう、思ったのが始まりです。



長年に渡り培った住宅建材補修の 直す原理方法を活かし、

ヴィンテージの革物の破れを直して甦らせたい。


この年代の素晴らしい物が、
一つでも甦るように。長く使えるように。



そう強く野望を抱き、研究中です。


※既に預けていただいているお客様、

これから御縁があるお客様、

住宅補修業が10年を迎える、少なくともあと1年半は

両立になりますので、長期の納期を頂く事になります。

大変ご迷惑お掛けしますが、何卒ご了承くださいませ。

まだまだ始動したばかりですので

未熟者ですが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。



~SOUVENIR REPAIR WORKS~
        加藤 美妃