今週12/19はせと・しごと塾、第6期の卒塾式でした。
卒塾式に先立ち、6期生15名の事業計画発表会が行われましたので、その様子をご紹介したいと思います。
4月に願書を出し、ドキドキしながら発表を待ち、7月の入塾式、これまたドキドキしながら名刺交換ゲームをしたのも昔の話。あっという間に卒塾を迎えました。
さて、早速卒塾発表会の様子をお届けします。
事業計画発表会は瀬戸蔵4階で、11時から15時まで開催されました。
まずは、入口近くのブースの風景から。



山村さんのアロマグッズ展示です。白黒写真でもキラキラが伝わるでしょうか?
(今回いくつか白黒でも撮ってみました)

柴田さんのパッチワークの作品です。カラフルですね!




瀬戸の日本酒の話が出ました。「明眸」ですね。今は別の醸造所で銘柄が残されています。地元のお酒が味わえるBAR、いいですよね!
塾の開催期間中に実施した「シックスハット」でいろいろなアイデアが出て役立ったとのことでした。私もカリキュラムに採り入れ、ワークも数回行った甲斐があるというものです。ありがとうございます。

次は桜井明花さん、明日の暮らしに役立つカラーのアドバイス。カラーセラピーの発表です。1期生の斎藤さんが企画した「姫ツアー」で瀬戸に惹かれ、数年後せと・しごと塾のご縁ができました。塾生さんが塾生さんを呼んで下さったということで、私もとても嬉しく思っております。11月のPOP講座でスペシャルゲストを呼んでくれるなど、しごと塾の為、塾生さんの為に尽力してくださいました。引き続き面白い企画やりましょう!

クレイジェンベの内山さんです。ネット関連事業の発表と、その後でジェンベの演奏が行われました。クレイジェンベは陶器の良さが出ている製品です。アフリカの楽器の発展版が海を渡り、そしてアフリカで使われるようになったら素敵ですね!
リサイクル、作る楽しみなど、楽器としての販売以外の要素もあり、楽しみです!
今回、新聞社さんの取材の打診もあり、とても興味を持っていただいたようです。

アロマの分野の方はしごと塾の中で一大勢力になりつつありますね。それぞれどのように事業化していくのか、大変興味深く思いながら、私も関与していきたいと考えています。

今回は、コメントする講師陣の状況を見て、途中から「全員にコメントをしよう」と決めました。

先日セカンドホームの施設内で6期生さんの忘年会に参加しました。従来のしごと塾と同じように、家族連れでいらっしゃる塾生さんもあり、地域の温かいコミュニティがまた一つ増えたことをたいへん嬉しく思っています。
*私も娘と一緒に参加しました。娘はとても楽しかったようで、「また行きたい!」と言っております。

写真の通り、塾生さんのチームワークも抜群です!
これも事前に打ち合わせをして、万全の準備をしていたのですね。
こういう風景を見ると、塾長として嬉しくなるのです。

三峰園窯の加藤達伸さん。既に開業なさっていて各方面でご活躍です。今回は、「看板メニューの魅力を引き出す器」がメインテーマです。
自作の器に乗せた料理が「いくらでしょう?」というクイズは面白かったですね。まさかスーパーの寿司があのように化けるとは・・・
飲食店のシェフやオーナーと一緒に器を作る、それは単に見た目で買ってもらえるだけでなく
、「STORY」付の作品となりますので、付加価値は全く違うものとなります。料理をお出しするときに器のことも一緒に語ることができますので、毎日の接客もきっと楽しくなることでしょう。
(オーナーシェフさんには最適かも)

子供用の着物製作販売とオーガニック製品の販売をする原田さん。
意匠の申請もしていらっしゃいます。簡単に着付けできる帯の開発などを事業化します。
ポップな柄ではなく、「大正ロマン」をテーマにするのは時期的にちょうどいいですね。朝ドラ「ごちそうさん」が放映されているうちに商品をリリースしておきたいところです。がんばれ!!

こだわり野菜の隠れ家カフェを瀬戸の広之田町で来年開業予定の渡邉さん。
まさに自分の無農薬野菜を作っている畑でとれた野菜を、横のカフェでいただくという、ぜいたくなカフェです。石窯ピザ、にんじんジュース、野菜カレーなどを準備中。カレーには講師男性陣、食いつきましたね~~。ランチメニューの定番です。日替わりカレーと定番カレーと両方置いておくと面白そうです。私も行きたいですね(^^)

せと組子、その他工芸品の販売業務を目指す山田さん。兄の典幸さん(玄翁屋)の存在があり、テストマーケティングの環境は整っています。そしてせと組子についてはお兄さんの登壇!
1期生として参加した典幸さんですが、1期の最終発表は体調不良のため参加出来ず。。まさかの5年越しのリベンジとなりました。
ぜひ瀬戸の工芸品、日本の工芸品を世界に発信していってください!


鎌田さんは塾の開催期間以前にも、各地の日本茶カフェを研究していらっしゃいました。ご実家がお茶屋さんということもあり、経験も豊富です。個人的には奥様のスイーツのクオリティが素晴らしいと感じており、女性はスイーツ目当てに来店するかも・・と思っております。
「なぜ、瀬戸に茶のいろはが必要か?」という問いかけがありました。この答えをブラッシュアップしていくと、より伝わるお店になっていくでしょう。

「占い」がテーマの加納さん。しごと塾の中ではこのテーマは変わり種です。
「人間関係改善のコツ」とありましたが、これは誰もが気にしている問題かもしれません。個性心理学との融合でどのようなサービスに仕上げていくか、期待していきたいですね。単価設定がとても安かったので、これはサービス内容ごとに細分化していくといいですね。

普通ひな人形と言えば「飾っておくだけ」「子供は興味を示さない」「むしろちょっと怖い」という印象のものも多いわけですが、佐々木さんの作品を我が家でお借りして娘に見せたところ、最初に「チュッ!」として、おままごと遊びをしばらくしていました。


子供は大人が想像もしないような遊び方をします。
「子供向け」ということで、子供がどのように遊ぶかをいろいろ見ながら、商品開発に活かしていただければと思います(そういう意味では、しごと塾は子供の参加も多く、よい環境だと思います)。

協力者の塾生のみなさまとのチームワークも抜群でした。スタート前に拍手が起きたのは素晴らしいですね(^^)
秋に塾生さんの自主企画で行った「学び合い講座」の成果が如何なく発揮されました。
実演で骨盤をマッサージ。説得力のある発表でした。5分の持ち時間が11分だったのもご愛嬌。多くの方が「もっと聴きたい」という内容だったのではないでしょうか。

しごと塾では、起業は目的を叶える為の手段の一つ。そこだけがゴールではありません。ひょっとしたら、現在所属している会社や組織で実現できることは数多くあるかもしれません。みなさまの思いを、理念を大事にしていただきたいと思います。
そして、継続的な挑戦、依存ではなく自立、他者への貢献を意識していただき、充実した生活を過ごしていただければと思います。

発表後は、卒塾式が開催されました。
副市長より、卒塾証の授与が15名に行われました。



翌日の中日新聞にも大きく取り上げられていました。記者の水越さん、ありがとうございます!
(追加:懇親会の様子)



柴田姐さんのあいさつ。来期も「S的指導」、期待しています!

(目をつぶってしまった・・・)
事務局のみなさま、講師陣のみなさま、塾生のみなさま、そして課外講座でお世話になったみなさま、 おかげさまで第6期も楽しく終えることができました。
今後7期以降につながる取り組みがいくつか実現し、とても充実した、よい年度となりました。
これで108人が卒塾、次期はまたどんな元気な方が現れるか、そして卒塾生さんがどのように飛躍していくか、今から楽しみです!
引き続きせと・しごと塾をよろしくお願いします!