忘年会で家庭内離婚状態・・・? | 「ココロを支援するセラピスト」

「ココロを支援するセラピスト」

日々の中で体験した不思議なことや、世の中の疑問に思う事など、ココロを支援することなど、気づいたことをお伝えいたしますね・・・。

しばらくぶりに高校時代の友人と飲み会がありました。


この頃の話題は、小さい字が見えにくくなったとか、髪の毛が薄くなってきた、子供がどうのという話題でした。


10代からこの年までこんなに長く続くのも珍しいのではないかと思います。


当時は大恋愛だった友人も今では家庭内離婚状態とぼやいていました。ショック!


脳科学者の中野信子氏の恋愛脳科学のノウハウでも次のようにいわれています。


『付き合うとどんないいこと があるかを想像すると、報酬系と呼 ばれる神経系(大脳新皮質の帯状回、 前帯状皮質、腹側被蓋野など)が働 き、これらがドーパミンという物質 を脳内に放出する。

ドーパミンが出 るとカラダは気力に満ち溢れ、疲れ を感じなくなり、この快楽や喜びを 再び得ようと報酬予測をした相手に 強く会いたいと願うようになる。


これがいわゆる惚れるという現象だ。


かつては生命維持のため食欲や睡眠 欲に反応していた報酬予測も、今日 では金銭的な報酬や他者からの賞賛 など目に見えない〝ご褒美〞にも反応することが明らかになってきた』


・・・と記されています。


逆に報酬が満たされてしまうとドーパミンも出なくなってしまって我に返って。


「どうしてこんな人と結婚してしまったんだ?」叫びなどという人もいます。


世界一の恋愛カウンセラーといわれる心理学者のジョングレイ氏は「男性は火星人」「女性は金星人」といっています。


遠くから眺めているうちにお互いに引かれ、中間の地球で出会ったと比喩しています。


同じ人間なのにと、「男性は○○だから」「女性は△△だから」と勝手な枠組みをしてしまっていないでしょうか?


男女間のトラブルが発生した時は「男性は火星人」「女性は金星人」と考え、異星人同士の違いを認めることができれば、お互いを許せるのでないのでしょうか?ラブラブ!


男女間のコミュニケーションの違いで「性格の不一致」という言葉を残して違う道を歩む方達がいます。


基本的には男性と女性は不一致からはじまっているのではないでしょうか。


創造主(神様と呼ぶ人もいます)はお互いの違いを知って、気づきを深めるために別々に創造したのではないかと思います。


結婚は「魂を磨くための修行」などともいわれています。


コミュニケーションの難しいところは、伝える側の伝える能力と伝えられる側の理解力に大きく影響を受けるということです。


人は相手の言葉を理解する時、自分自身の経験がもとになっていて、自分が経験をしたことに重ねてみてからでないとその言葉の意味を理解することが出来ないからです。


これが同性と異性間ではもっと理解の幅のギャップがあります。


それは感性の違いからです。


見るものや聞くものにおいても大きな差が発生します。


女性と男性と比較すると、女性の方が周辺視野能力が優れている傾向があるといわれています。


部屋の中の物の位置が少し変わった時、女性は気がついても、男性は見逃すことがあります。


また、女性はひとつのことをしながら他のことに気がつくことがあります。


男性はひとつのことをしていると他のことはできません。


女性はマルチタスクで男性はシングルタスクです。


太古の昔、洞窟の中で生活していたなごり等といわれ、洞窟の中を生活の中心としていた女性は食物の変化や子供を育てることなどから身の回りの変化に敏感になることが必要であったからといわれています。


触感覚においても女性は男性の10倍位感度が良いそうです。


他にも色を識別分類する能力も男性より女性の方が優れています。


製造業の検査工程に女性の検査員が多いのも意味があるからです。


一方の男性は男性はヤリなど持って何日も家族のために狩りに出かけています。


男性は目的の獲物を捕らえるために必死に思考錯誤を繰り返します。


獲物を取ることができないと食料を待っている家族への使命を果たすことができないからです。


男性は外敵に気をつけながら獲物を獲得するために強靭な身体が必要だったからです。


人間には、この太古の生活環境に対応したプログラムがDNAに組み込まれてしまっているようです。


その大昔の生活環境と現在の生活環境のギャップの中で私たちは生きています。


何か気づきがあれば嬉しいです。ニコニコ