時々不思議に思うことがあります。人のためにと話したことが実は、自分がいま必要としていたことだったり。
仕事で電車に乗っていた時に、たまたま向かいに座った女子高生たちのたわいもない話の中から忘れていたことを思い出したり仕事のヒントをもらうことがあります。
何かを決めなくてはならない時、直観ではいいと思っても、よーく考えて選んだ方が実は望む結果ではなかったなどということがあります。
また、ぎりぎりでアウトかなと思った約束の時間になぜか相手方の方も都合がつかないで別の機会に改めて合うことができたということがあります。
また、必要と思ったものが、どこからか現れてその場をしのぐことができたという経験があります。
たまたま偶然そうなっただけという見方をすれば、そうかもしれません。このたまたまを注意していると、意外と多いような気がします。
理性でよく考えて選んだものほど、気がつくと「あれ!こんなはずじゃ~」と思うことはありませんか。最初に直観で良いと思った方が良かったということの方が多い気がします。
自己啓発の本などに思考は現実化(物質化)するなどとアラジン魔法のランプのように願い事が叶うと記されているものがあります。
ただ、現実的には手の届かない棚の上にあるボタ餅を念じているだけでは手に入らないと思います。(よくいうタナボタです)
そこそこ成功している人でも、最初はいろいろと思考錯誤を繰り返し工夫をしたりしています。
ココロに関わるセラピーも、前回の人に効果があったからといって全員に共通するとは限りません。それに、人のココロはいつも同じ状態でいることはできません。
上手くトラウマや感情が解放されたりした時は、セラピストとクライアントの間で波長が合った時です。
人は直観(約3~7秒)で自分と合いそうか合わなそうか相手を判断するともいわれています。
直観を信じてみることも大切ですね。