どーもー、ワタシです。
今日、8月9日は、長崎に原爆が投下されて72年目。
長崎では毎年、平和記念式典が開催されています。
関東に来て、2回目の原爆の日。
当然のことのように、こちらではサイレンも何もありません。
各自治体に任されているのかもしれませんが、なんだか寂しい気持ちになりますね。
ワタシは時計を見ながら、しっかり愛犬と黙祷。
毎年の習慣でもあります。
1945年7月16日、アメリカで初の核実験である「トリニティ核実験」が行われました。
それから1ヶ月も経たないうちに、広島と長崎に原子爆弾が投下されたのです。
広島に投下された原爆のコードネームは、「リトルボーイ」
長崎に投下された原爆のコードネームは、「ファットマン」
この2つの原爆の被害は、把握されているだけでも、広島では14万人、長崎では約7万4千人の死者を出しています。
そして、死者だけでなくその後も原爆の後遺症で苦しんだ人もかなりの数。そして、被爆2世、被爆3世も。
また出身が「広島」「長崎」というだけでも、かなりの偏見や差別を受けて、結婚や就職もままならない状態だったそうです。
この実際の体験については、朝日新聞の長崎支社が30人の被爆者に当時のことを取材して、本として発売しています。
このナガサキノート2も発売されています。
ワタシは、2冊とも読ませていただきました。
本当に涙無くしては読めない本。そして、後世まで語り継いでいかなければならない出来事。
表面的な部分だけではなく、こうした実際の声を知ることも大切だと思います。
あまりにも強烈な体験なだけに、こうして話を聞かせてくださることは、かなり貴重なことでもあります。
そして、当時の状況を知る方々が高齢になるにつれて、「語り継いでいくこと」も大切だと感じます。
そしてそれは、被爆した広島、長崎出身者の使命でもあると、勝手に感じています。
平和に対する思い。核兵器廃絶。戦争根絶。
8月6日、8月9日という日に今一度、考える機会になればと思います。
最後は、この歌。
長崎、広島出身の人は、幼い頃から平和学習で歌ってきた歌です。
多くの人に知ってほしい。考えてほしい。
ではでは!