中2の秋から不登校→通信制高校に進学した娘。

停滞したり動いたりしながら

娘なりに頑張ってきて

2023年4月から大学生になりました!!

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いつもありがとうございます♬




娘の大学受験までの道を振り返ってみると

中受の時もそうだったけど、
一般的なマニュアル通りにこなすより
自分のやり方・ペースを掴むこと
必要だなと思います。
あとは
勉強に苦手意識を持たないこと
もすごく大事なことだと思います。




娘は中学受験して
大学附属の中高一貫校に入ったものの
中学2年生の秋から不登校だったので
中学の後半1年半はほぼ勉強していません。

全日型通信制高校の入試対策で
中3の秋に基礎中の基礎の過去問をやったのと
入学直前に国数英のみ
ごくごく簡単な中学総復習の宿題があった程度。
高校入学後も1年次は
やっつけでレポートをこなした程度で
身になる勉強は全くせず。

2年次で転校してからも
やっつけ仕事のレポートの他は
英語の個別授業のみ。
その授業も週1コマだけの授業を
半分以上はドタキャンしていました。
途中、英語の先生のおかげで
少しだけ気持ちが上がっていた時に
英検3級に合格。
小4〜5年の頃に遊びで通っていた英会話教室のおかげで
元々英語は勉強というよりコミュニケーションツールだと思っていて
苦手意識がなかったのが幸いしたと思います。
その他の勉強は完全に皆無。
秋から4ヶ月程は
週1コマの英語すらも行けず
学校を完全にお休みしたりもしました。
おやすみの間、自宅学習はゼロです。

大学のオープンキャンパス参加も皆無。
進路を考えるどころではないまま
2年生の2月まで過ごしました。


3年次に上がる直前にC大のオーキャンに行き
オーキャンって怖くない!チュー
自分の学力でもいける大学がある!おねがい
と思ったところから
娘の受験がスタートしました。


受験に向けて勉強を始めたのはこの頃から。
つまり3年生になる直前です。
それも亀の歩みでゆっくり徐々に🐢
ずっとお休みしていた
週1コマの英語の授業に行くようになり。
宿題をやるようになり。
(最初のうちは1時間弱で終わる量)

高3の春〜初夏はリハビリ期間。
学校の友達グループで夜中から朝まで
通話やゲームをしたりもしていました。
その後、
その友達とのトラブルで落ち込んだりして
学校に行けない日々もありましたが
しばらくして復活。

ほどなくして英語のコマ数を週2コマに増やし
単語を順次覚え始め
英検凖2級、2級と勉強をしていきました。


英語以外の科目は
古文の授業を8月の終わりから週1コマ開始。
中学でも古文はほぼやらずに不登校に突入したので
ほとんどゼロからのスタート。
通信制高校のレポートもやっつけで済ませてしまってたし。
最初はかなり苦労していました💦
同じ頃から
日本史のテキストを購入して
こちらは完全に独学で勉強を開始。
中受の頃に社会が驚くほど得意だったので
苦手意識が全くなかったのが幸いしたかな♬
この頃1ヶ月位は割と勉強していて
授業以外にも家か自習室で勉強をしていました。


そして9月に
はじめての模試を受験!
ベネッセ駿台の共テ模試でした。


これが大きな転機になったと思います。


古文も日本史も
まだまだ勉強を始めて間もなかったので
1問でも合ってたら素晴らしいよ!
伸び代しかないから!
と送り出したのですが
これが思った以上にできたようで。
決して成績が良かったわけではないんですよ。
当たり前ですが、平均点を大きく下回ってました。
C大以外は全てE判定でしたし。
でも覚悟してたよりはずっとできて
それが数字としてハッキリ実感できたのが良かった!
(完全ノー勉の現代文がすこぶる良かったのも大きかったかも)

これはちゃんとやれば
かなり伸びるのでは…?
と自分でも思えてきて
希望が見えたようでした。



だけど。
ここからみるみる順調に…✨
…とはいかないのが、不登校あるある。
色々あって、1ヶ月ほどで早くも失速。


模試や英検で
モチベーションが上がることもあったけど
目の前のやるべき課題の多さに
押し潰されて停滞したり
家族だったり友達だったりの問題が生じて
メンタル低下したり
体調を崩したり…
何度も何度も
自分に絶望して未来を悲観して
もう消えてしまいたい・すべて終わらせたい
と泣いたりもしました。


ほんとに一進一退
危うくて、常に綱渡り状態でした…



この1年間
勉強量を時間だけで見れば
たぶん絶好調の時で1日8時間くらい。
超絶不調の時は誇張なくゼロ。
この不調の日々が
受験直前まで不定期に訪れました滝汗
全日制の学生と大きく違うのは
これが学校での授業を含めた
全ての勉強時間だというところです。
娘にとってはこれが限界ギリギリ
MAXの量だったとは思いますが
正直言わせてもらうと
これでよくぞ受験レベルまで達したよ!
と驚きます。



誤解しないでいただきたいのは、
娘は決して天才肌ではないし
要領が良いタイプでも
器用なタイプでもないということ。
どちらかと言えば不器用で要領が悪い方です💦
不登校前の成績も、科目によってバラつきがありますが
総じて平均〜中の上くらいでした。



だけど。

いや?
もしかすると、だからこそかな?


余計な勉強をしなかったことが
かえって良かったのかもしれないなぁ。
…などと思ったりもします。


メンタル落ちたらゆっくり休んで
必要最低限だけをやる。
あれやこれやと詰め込みすぎない。



英語なんてね〜
なんと驚いたことに
途中から先生も
文法を教えることを諦めましたよ!笑い泣き
娘が文法で混乱してしまっていて
でも語学のセンスはあると気づいて下さって
単語だけインプットして
文法はひとまずすっとばして
とにかく英文を読む方式にシフトチェンジ。

長く英語を教えてきたけど
文法をやらないなんて初めての試み!泣き笑い
時間がないから賭けてみよう!
…と仰ってたそうです。


この賭けが娘には大当たりで。
英検2級レベルなら充分にいけました。
共テ本番は大失敗したけど冬の模試で7割取れていたし
英検2級は4回受けて全て合格しているので
まぐれではないと思うんですよね〜


文法が抜けてるから
たまにものすごくあり得ない間違いをするんですけどニヒヒ
でもたぶん文法に固執していたら
不器用な娘、パンクしていたでしょう。
それで英語に苦手意識が生まれてしまって
もっとできなくなっていたと思います。
典型的な褒めて伸びるタイプの娘には
「できる」の積み重ねが大事でした。
文法はできないけど単語さえわかれば読める!
この体験が娘に希望を与えてくれて
先に進む力になってくれました。


こういう柔軟な対応は
個別授業でなければできなかったと思います。
普通にカリキュラムがある学校で
「あなたは文法やらなくてOK」とは言えないよね滝汗
やっぱり今のサポート校には
そして特に
根気よく娘を見てくださった英語の先生には
感謝しかありません!



長々と書いてしまいましたが
娘のやり方を推奨するつもりは
毛頭ございませんYO!



ただ、

世間のマニュアルよりも
自分のマニュアルを模索していった方が
効率が良いケースもあるんだよ
ということと
それが正解で絶対そうすべきっていう訳じゃなくてね。
そりゃ文法はやっておくに越したことないし。



そしてなりより

かつての娘のように
自分は勉強が遅れているから大学なんて無理…
と将来を悲観してしまっている子に
焦らないでも大丈夫だよ!
ということが伝わったら良いなぁ
と思って書きました。



ネットを開けば
やれ1日15時間勉強してるだの
苦手があれば早急に克服しなくてはだの
ゲームや友達付合いしてると受からないだの
アレもコレもやっているだの
情報は溢れているけど
それで焦ってパニックになったら負け。
受験勉強に適度な緊張感は良いけど
過度な焦りや不安は邪魔なもの。
いつからだって
間に合わないなんてことはないのだから。
急がば回れじゃないけど、
できることから
やれそうなところから
ひとつずつクリアしていけばいいのです。
そのうち勉強って面白いかも?
と少しでも思えたら、こっちのもの。

とにかく、勉強が苦痛になると続きません。
苦痛に耐えて無理に続けることができたとしても
それでは身に付きづらいです。

勉強=苦行にならないように!

これがなりより一番なのかもしれません。
勉強への苦手意識さえなくなればきっと
途中で諸々心折れることがあっても
最後まで完全に諦めないでいられて
自分に合った相応の結果が返ってくるはずだからウインク


だから、大丈夫!!

勉強は楽しいよ✨

というか、
楽しいと思える勉強がひとつ見つかると
そこから世界は広がるよ✨





思い返せば娘は中受の時も
直前期でも9時間睡眠は死守していたし
放課後は友達と校庭を走り回っていたし
こっそり漫画を書いたりもしていたし
図書館の本も学年で2番目に多く借りていたし
(ちなみに1位の子も中受組。超難関校に合格しました)
勉強と息抜きのバランスを
自分なりに上手にとっていたんだな〜。
模試でA判定なんて一度もとった事なかったけど
(なんならB判定も取ったことなかったかもしれない。
模試の結果は気にしてなかったからウロ覚えだけど)
受験日には謎の自信が溢れ出ていて、
実際に一発で第一志望決めたもんなぁ…ニヒヒ