「干し柿」。これからも変わらない。 | なごみカルチャー

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永年培ってきた「伝統文化の知恵と工夫をいまの暮らしにー」をテーマにしてイベントやセミナー、講習会を行っています。その内容を楽しく伝えていくブログです。

昔も今も変わらない。たぶんこれからも変わらない。

渋柿を甘味がある和菓子のようにしてくれる「干し柿」。

この干し柿の作り方は、小生の子どもの頃とまったく変わらない。

剥いた渋柿を紐に通し軒下に吊るす。それだけ。

吊るしたあと、指で揉むと甘くなるよ、とばあさんがいっていた。

それは、理にかなっているらしい。揉むと渋みが逃げていくらしい。

 

秋の味覚というば、山に行けば豊富にあった。栗に松茸、そして柿。

田舎に行くと、ポツリと柿の木が立っている。渋柿だろう。熟して地に落ちている。

見向きもされていない。自然に向き合う姿勢が少し変わったかもしれない。