今回の展覧会は、いつもの展覧会とはちょっと趣向が違うものだった。分子生物学者の福岡伸一氏の総合監修のもと、フェルメール作品37点を「re-create (リ・クリエイト)」したものを展示。フェルメールが描いた当時の色彩、色調を求め最新の印刷技術で原寸大の作品を再現したものばかり。再現技術等の解説として「re-create作品のあゆみ」という説明ボードも展示されていた。その再現技術は、日本の最先端技術を駆使してリ・クリエイトされている。
展示のほか、フェルメール作品が描かれたと言われている舞台「アトリエ」も原寸大で再現。その壁面に専門学校の神戸カレッジ・オブ・ファッションが制作した「真珠の耳飾りの少女」が着ていた衣装3サイズが展示されている。それを着て記念撮影ができるというのも、今回の展覧会の特徴の一つになっている。6月2日まで開催されているので、この機会にぜひ。
もう一つ関心を持ったことある。それは原画の所蔵先。有名な画家の展覧会ではあまり見たことがない思うのだけど(詳しく知らないので間違ってたらご容赦ください)、今回の展覧会の37点の原画の所蔵先が詳しく書かれているパンフをもらった。
その所蔵先を見ると世界的に有名な美術館ばかり。ニューヨークの「メトロポリタン美術館」をはじめ、「ワシントン・ナショナル・ギァラリー」「スコットランド・ナショナル・ギャラリー」「アイルランド・ナショナル・ギャラリー」「ロンドン・ナショナル・ギャラリー」「バッキンガム宮殿・コレクション」「ベルリン国立美術館」「アムステルダム国立美術館」など15の所蔵美術館に分散されている。
これを見ただけでもフェルメールの偉大さが伝わってくる。
![$なごみカルチャー](https://stat.ameba.jp/user_images/20130503/11/nagomian-life/76/d7/j/t02200238_0438047312523379224.jpg?caw=800)
![$なごみカルチャー](https://stat.ameba.jp/user_images/20130503/11/nagomian-life/d7/5e/j/t02200161_0611044712523379220.jpg?caw=800)
![$なごみカルチャー](https://stat.ameba.jp/user_images/20130503/11/nagomian-life/95/e9/j/t02200165_0640048012523379221.jpg?caw=800)
![$なごみカルチャー](https://stat.ameba.jp/user_images/20130503/11/nagomian-life/d2/05/j/t02200293_0480064012523379222.jpg?caw=800)
![$なごみカルチャー](https://stat.ameba.jp/user_images/20130503/11/nagomian-life/87/df/j/t02200165_0640048012523379223.jpg?caw=800)