夜明けの鶴見つばさ橋。美しい夜景ですね。
JFEの製鉄所。
この、京浜工業地帯を代表する高炉が昨年休止になり、シーバスのフライフィッシングを始めた頃から聞こえてきた、プワァーン!という工場の音や、ツーンと鼻をつく鉄の匂いがしなくなりました。時間は過ぎていき、世の中は変わっていくんだなぁと感じるこの頃です。明け方、月明かりと製鉄所、水面に満月に近い月明かりが、はっきり揺れていました。
これら両方とも、肉眼で見ると大迫力です。
ぜひ、実物を見ていただきたいです。見るだけでも価値がある横浜や川崎の、海からの景色です。
これを作る人間て、やっぱり凄いなと感じます。
今日は強風で、波も凄く、ちょっと驚くほどの揺れ。
ザブザブでした。
そんな中でもシークロ伊藤キャプテンの操船で、船をピタッと止めてくれます。本当に釣りがしやすくて、集中できます。
友人はシーバスのジギングという釣り方で、深い水深を釣るので、なごみ店長はフライで同様の水深を攻略します。水深30m!15mまでは魚の反応があるので、自作のめちゃくちゃ沈む重いシンキングフライラインで探りました。ルアーフィッシングでは効率よく釣れますが、この状況でルアーと一緒にフライで釣るのは、とても難しい事です。何度も工夫をして、ついにヒット!
心から嬉しい、興奮したシーバスでした。
フライはクラウザーディープミノー。
ティペットは20ポンド。
ロッドはルーミスのIMXPROV2Sの12番。
シーバスは夜にガイドボートに来ると、浅い水深で2月3月は猛烈に釣れることが多いですし、今もかなり釣れていますから、昼にわざわざシーバスをやる事はありません。安心して夜のフライフィッシングを楽しめますから、お客様にはそちらをお勧めします。でも、チャレンジしたいお客様には、日中の釣りを考えてやってみると、その難しさとともに新しい経験や発見、喜びが味わえると思います。
ルアーの友人はかなりの数をヒットさせていました。
深い場所を落ちるルアーに激しく反応するシーバス。
これがなかなかフライでは釣りきれないんです。
羽田空港に向かう飛行機がたくさん見えます。
JAL、ANA、真っ黒い円盤付きの謎の飛行機。
いろいろ。
今日はドチザメのフライフィッシングも少しだけやりました。様子見程度ですが、ある程度の深い水深と、浅い水深をやってみました。今日の発見は、ちゃんと水底をトレースできた事です。これならば底にいるドチザメにフライが届いているだろうと思います。
やっている方向性は間違っていなそうなので、時期的な事や釣り方のバリエーションを二つくらいにして取り組めば、時間はかかりそうですが、釣れそうな気がしました。
シークロ伊藤キャプテンありがとうございました。
フライフィッシングって、シーバスでもなんでも、考えて工夫する所が楽しみの1つで、上手くいった時の感動は、ほかに変え難いものがあるな、と今日も心から思いました。
シーバスはロッドリールをなごみで買っていただけたら、不安な方は、ご希望があればやり方の説明とかも含めて一回付いていきますので、一緒に釣りましょう!もちろん優しい夜便で!
今日も14:00フライフィッシングショップなごみを開店いたします。ご来店お待ちしています。