先日、芦ノ湖に釣りをしに行きました。
今年初めての芦ノ湖フライフィッシング。期待が高まります。
朝からテンション爆発です。
朝5時に起床。それでもちょっと遅れていますが、のんびりでいいのです。
いつも通り東名高速道路の御殿場インターで降りて、乙女峠を通ると、富士山があまりにも美しいので安全なところに停車して、写真を撮りました。
やっぱり富士山は日本一のお山ですね。
朝、湖尻の大場ボートさんに行き、ご挨拶。
なんとなく桟橋に行き、沖を見るとルアー釣りの2人乗りボートと、フライフィッシングの1人乗りボートの方々がダブルヒット(両方釣れていること)しています。
おー。
いいなぁ。
ボート、こぎたいなぁ。
今日は岸から釣ろうとダブルハンドフライロッド(両手持ちのフライ竿)をもってきていましたが、ボートで気軽に釣りたくなり、ダブルハンドでボート釣りに変更しました。
本当はボートではシングルハンド(方手持ちフライ竿)の6番(糸の重さの表記で大体の竿の強さ)前後が理想です。
ダブルハンドは本当に持て余しますから、おすすめしません。長いしボートでは邪魔です。
ダブルハンドでボート釣りは、絶対おすすめしません。
たまぁに海外かなんかでサーモン釣りでボートを川の真ん中にとめて、ダブルハンドでー、なんて写真を見ますが、本当にあんまりしません。
話は脱線しますが、ダブルハンドで岸から湖釣りというのも世界的には珍しいそうです。
日本独特の文化というか釣り方法ともいえるかもしれません。
日本の湖は数が少なく、後ろスペースが限られていました。しかし釣り人が多い!
なので、後ろスペースを広く使う通常のフライキャスティング(投げ)では岸からの釣りがなかなかしにくい。
それでダブルハンドでやっているスペイキャスティングという、あんまり後ろスペースを使わなくていい投げ方で湖釣りをやってみよう。
というのが事の起こりのようです。
これは個人的見解なので、参考までです。大方そういう意見ではあります。
が、まあ今日はダブルハンドでもいいやとボートを借りて沖に向かいました。
しばらくすると霧が出てきて、何とも言えないいつもの気持ちよい芦ノ湖の景色になりました。
なんとなく船をこいで、いつものキャンプ場前あたりの沖を流していきました。
写真ではわかりませんが、岸は15mか10mの間隔をあけて、
熱心な釣り人がいました。フライフィッシングが多く、ルアーフィッシングの方がぽつぽつという感じです。
すでに朝遅くて、出遅れているなごみ店長は、ボートでちょうどよかったかなとも思います。
他のボートを見回すと、釣れているのは岸近くのようです。
込み合っていたので、なんとなく釣れている沖の方でアンカーを下して少し釣りをしました。
やっぱり沖はあんまり釣れません。
見渡すと結構釣れています。
うんうん、魚いるなぁ。
3人乗りのボートの人が楽しそうに会話していました。
お前ら、今日は4品のニジマスレシピを考えている。だからあと3匹絶対釣れ!!!
遊びじゃねぇんだ!!!!!
おー。言いますねぇ。
遊びじゃなければなんなのさ。
でも、いいですねぇ、そういう真剣さ。
なごみ店長嫌いじゃないです。にこにこと聞き耳を立ててしまいました。
朝一番にきれいなニジマスが釣れました。
良く引いて、元気!
魚がフライをつつくあたりは実は結構頻繁にありました。
たぶんシングルハンドでちゃんと釣るとよく釣れますね。でも今日はダブルハンドでいいのです。やっぱり釣りにくい。でもまあいいや。
今年も芦ノ湖にきて、釣りが出来るだけでも幸せです。
周りのボートを見ると、見ている間に4匹くらい釣り上げている方もいたので、魚は沢山いるようです。
なごみ店長は3時間くらいで2匹。もちろん釣れるように頑張りましたが、今日の道具立てだとまあこのくらいかなという感じもしたので、まったく問題なくOKです。
アタリは沢山ありました。
なんでこんなにゆったり考えるようになったのか、なんだか不思議ですが、ちょっとずつフライフィッシングに対しての考え方や釣りの仕方も変わってきているのかな、とも感じてきました。
釣り業界で若手といわれたなごみ店長も今年で40歳ですからね。
自分のことはさておいて、釣りの道具のバランスは大事です。お客様が心配すると問題なので説明しておきます。本当にちゃんと釣れるセッティングにしてあれば大丈夫ですから、心配なくお出かけください。
いつものみんなで釣りの時にやっていることが出来れば、釣れますよ!
作戦会議をしたければなごみにご来店ください。ボートの使い方なども説明しますから。
ボートの出船数は例年並みかちょっと少ないかなという感じがしました。
岸釣りは多いかなという感じ。
周りを見てもぼちぼちと釣れています。ルアーの人も釣りますし、フライの人も釣っています。
今年もちょうどよい釣れ加減で、いいですね。
楽しめますね。
関係者の話では5月くらいまでまんべんなく魚が釣れてくれるように願い、放流方法を少し変えるといっていました。楽しみですね。
湖尻の網元おおばレストランで定番のワカサギ天ぷらを食べました。
美味しい。
ワカサギ釣りをしていた頃もありますが、猛烈に釣れてしまうので、なんとなく食べるのに一生懸命になって味わうことも忘れてしまっていたのですが、こうして少しだけの量、丁寧に料理されたものをいただくと、また違ったおいしさというか、ありがたみを感じるなぁと思いました。
本当においしい芦ノ湖のワカサギ。
その土地で、その土地のものをお金を出して食べる。感じる。
そういうの大事です。
でも、だいたいいつもはパンとかおにぎりかじりながら釣りしてます。
もっと大人になりたいものです。
網元おおばの入り口にあるアミ。雰囲気抜群ですね。
芦ノ湖のシーズンが今年もはじまりました。
ボート釣りも、岸釣りも、やるなら今です。
これからです。
どんどん遊びに行きましょう。釣りをしましょう。