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釣り人の話は、両手を縛ってきこう。と、昔からいわれます。
いやぁ、こーんな大きな魚が釣れてねぇ。
と、両手を1m位に広げてお話する方は、たくさんいらっしゃいます。
店長はそういうお話が好きです。興奮して聞きます。

実は、釣れた魚は日に日に成長します。毎日何センチか伸びます。
これは有名な本に書いてありました。本当です。
誰かに説明すりたびに、ちょっとずつ両手の長さが広がって行きます。

いいですねぇ。僕ら釣り人は幸せです。

本当は、釣れた魚の大きさは、関係ないかもしれません。一匹の魚に出会うまでの過程や、生きている魚の美しさに魅入ることが、大事なことなのかもしれないと、思います。

そんな話までしてなんですが、メジャーをしいれました。うふ。60cmと思ったニジマスが測ると50cmとか、尺イワナが28cmとか、わからなくていいことが分かっちゃいます。しかし、実際のサイズはわかった方がいいです。釣りの目安にはなります。

計測するときは、地面に乗せないように、魚の表面粘膜を大事にしながら計ってみましょう。難しいかもしれませんが慣れです。何となく計っても、目測よりよっぽど正確です。
そして手早くリリース。大きくなってまたつれるように。卵をたくさん生んで、もっと釣れちゃうように。と、勝手に考えながら優しくリリース。

正確なサイズがわかっても、僕らは両手いっぱいに広げて話をする事をやめません。

こんな~に、デッカい魚がさあ。

という話が大好きです。