平野美宇ちゃん中心に、パリ・オリンピック卓球女子を振り返る。連載1を書いたまま、中断してるので。
連載1はこちら (8月3日付)
美宇ちゃんんの成績をまとめると、
シングルスは3回戦(準々決勝)でシン・ユビン(韓国)に3-4の惜敗、ベスト8。入賞はするもメダルは逃す。
団体戦は1回戦がポーランド戦。第1試合ダブルスを3-1、第3試合を3-0で勝利。
2回戦・準々決勝はタイ戦。第1試合ダブルスを3-0、第3試合を3-0で勝利。
準決勝はドイツ戦。第1試合ダブルスを3-1、第3試合を3-0で勝利。ここまでダブルスはすべて早田ひなとのペア。
決勝は中国戦。第2試合のシングルスのみ、0-3で敗北。
小学1年生で取材を受けたときに、「オリンピックに出て金メダル獲りたい」と語った。家族はびっくり。それ以降、家族一丸となって夢の実現を後押し。家族の協力、美宇ちゃんの頑張り、ライバルや親友との出会いなど、すべてを積み重ねてパリオリンピックシングルス代表になれた。
小学生の時の夢であった金メダルとはシングルスのこと。前回、東京オリンピックではシングルス代表にはなれず、団体戦のみの代表だった。やっぱり悔しかった。
今回こそ、ホントの夢の舞台、念願のシングルス。1回戦、2回戦は順調だったのだが、3回戦の準々決勝でまさかの敗北。0-3からの4ゲーム目に覚醒、ファイナルゲームも2度、マッチポイントを取るも逆転負け、涙を飲んだ。
試合直後は泣きじゃくったが、夢の舞台に立てただけでもすごいことと励まされ、自信をとりもどせた。シングルス代表としてオリンピックに出られたことは幸せですとコメントした。ひとつの区切りとなった。
ここまでが前回の「1」。ここからだ
つづく