本田真凜 14 練習方法とそのバランス | 名古屋の鈴木のブログ

名古屋の鈴木のブログ

ブログの説明を入力します。

 この13回前「本田真凜 1」を読み返してふと思った。
それは浅田真央とのライン交換、真央のアドバイス、
「単発でジャンプが跳べなかったら、パートに分けて練習するといいよ」 
について、おや? と思ったのだ。
 フィギュアスケートの練習は大きく2つに分かれる。
ひとつは、曲をかけながら、フリーなら4分間、通しで練習する方法。
もう一つは、部分部分で集中的に練習する方法。例えば、ルッツジャンプのエッジ違反が課題だから、トリプルルッツだけを繰り返し練習するとか、連続スピンの切り替え方がまだまだヘタだから、今日はスピンを徹底的に練習するぞ・・・とか。
真央がラインで勧めているのはこちらの事だろう。いや、そうなのだろうけど、真央が言いたいのはもしかしたら、ルッツジャンプならルッツジャンプそのものの、一つ一つの動きを確認しながら練習してみたら ということなのかも。まあ、真凜ちゃんが真意を理解してればいいだけだけど。
でも、部分部分の練習の意味だったとすれば、真凜ちゃんはこれまで、曲掛け通しの練習の方をよくする方なのだろうか。
 4分間まるまる通しで練習するメリットは、それが失敗したときの対処法の練習ということだ。たとえばジャンプで失敗して転んだとする。転びたくはないが、最悪を想定して練習するものだ。

転んだとして、その直後が肝心だ。すぐ起き上がるにも、曲の方は止まってないから先をいっている。すばやく曲と動きを一致させなければ、興ざめ、白けてしまう。演技構成点が減る要素になる。
この曲との合わせ方の練習と同時に、この失敗の穴埋めをどうリカバリーするかを考える。後の単発予定のジャンプを連続技にするとか、急きょ、3連続ジャンプの種類をレベルアップして跳ぶとか、いろいろ考えられるが、実際、考える余裕はないので、身体が自然と動くまで繰り返す。
以前、真凜ちゃんが、提出すべき曲の入ったCDを間違えたことがあって、即興で演じたことがあったが、真凜ちゃんしかできないこの芸当は、抜群の勘と演技力の持ち主であると同時に、この曲掛け練習を多くやっていたからなのかも知れない。
一方、途中で演技を忘れて爆笑された選手がいたよね。村上佳菜子だ。やっちゃった~と、演技後に笑って、樋口美穂子コーチに、頭をゴツンと叩かれ、てへっとまた笑って、観客大爆笑、リンクを和やかムードにした佳菜子だが、私は、ジャンプの練習ばかりして、曲掛け通しの練習、あまりやってこなかったんだろうと思った。
佳菜子はジャンプが苦手で、特にダブルアクセルが苦手なので、そればかりやってたんじゃないか。部分部分の練習はもちろん良いことだが、全体もやらなきゃ。
バランスは難しいところ。ひとりひとり、練習方法は違ってくるでしょうね