卓球界の選考基準は明快! 皆納得! 意義を唱えるタイミングが悪すぎる! | 名古屋の鈴木のブログ

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 卓球のオリンピック代表選考の基準は単純明快だ。ある時点での世界ランキング上位3名だ。今回のある時点とは今年1月発表の時点。今月、日本勢でトップは伊藤美誠ちゃん、2番目が石川佳純。だからこの2人がシングルス代表になった。
 残る3人目は団体要員で、ランキング3番目である平野美宇ちゃんが決まった。美宇ちゃんの選考理由は他に、ダブルスが組めること、特に、石川と組めば左利きと右利きの組み合わせ(石川は左利き)なので有利になること。それから、シングルスもまかせられるし実績もある。これらの多数の理由から4番手・早田ひなを抑えた。
 他のどこかの競技が常に選考でもめるのに対し、ランキング上位で順番に・・・と明快。もめる余地はない。
・・・ないと思ってたら、男子の方の選考で、部外者(卓球直接関係者以外)から異議!
大会に出るだけでポイントがもらえちゃうシステムなので、たまたま運が悪くて大会に出られなくてポイントが稼げなかったら不公平じゃないか・・・とか。たくさんたくさん大会に出なくてはいけないから疲労困憊になってしまう欠陥・・・もある。
まあ、確かに現状では問題も残るけど、選手たちは納得しているはず。美宇ちゃんだって大泣きしたけど、選考には納得できたから前を向けた。水谷隼だって同じだろう。
 過去の実績などを考慮して話し合いで決めるのではなく、ランキングトップから順番に決める、ランキング下位からは選ばない・・・には理由がある。
 卓球のシングルスはトーナメント方式。一発勝負。負けたら即終わり。
ゆえに、相手が誰かで勝負が左右される。1回戦2回戦から中国選手に当たらないようにしたい。日本は実力としては、間違いなく中国に続いて世界ナンバー2! 決勝戦まで中国と当たりたくない。
ランキングで対戦相手が決まるそうで、上位だと中国選手と当たらないそうだ。悪くても銀メダルは欲しい日本にとっては、だからランキングにこだわざるを得ない。そういう意味では、卓球の試合はもう始まっているのだ。
部外者はそこの事情を理解されてない。だから見当違いな発言をされてしまった。確かに、問題提起にはなっただろうけど、選考レース結果が決まった直後に言うことではない! し烈なランキング争いをしてきた美宇ちゃんと水谷に失礼である!
それに日本の関係者だけで解決できるものでもないし、これって(対戦相手決め)国際ルールなんでしょ? 
言うんだったら、もっと早めに・・・、オリンピック終了直後とかにしてほしいね!