紀平梨花(後) 技術もメンタルも真央と同等以上、あと欲しいのは・・・ | 名古屋の鈴木のブログ

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 紀平梨花と浅田真央を比較してみよう。
  技術についてはすでに真央以上。トリプルアクセルトリプルトーループの成功は世界初。6種類のトリプルジャンプを確実に跳べるのも真央以上。
スピンやステップは、私は見ていて真央そっくりに見えることも。表現力も豊かだし切れもある。ただ、試合によっては取りこぼしがまだまだあるようで、つまりレベル4を取りそこなう点で、そこは、もちろん、本人承知。改善中だ。
 演技構成点は8点台でハイレベル。今後も注目を維持していけば点数を維持できるが、ぜひ9点台を目指してほしい。演技派スケーターになっていけば、さらに真央に近づいていく。
 判断力、分析力、健康管理能力、研究探求力などなど、メンタル面は16歳当時の真央と比べれば紀平が断然上。
真央は当時はまだまだ未熟だったと思うし、その未熟さ、子どもっぽさが真央の魅力だったから、真央がどうのこうのではなく、紀平梨花の頼もしさを強調すべきだろう。
 一方、ストイックな性格、練習大好き、それ一片倒になるのは共通な点。紀平は通学の時間も惜しくて、通信制の高校に進学した。通信制は、それだけ勉強の自己管理、計画的に実践する能力が問われるが、紀平はもう大人で、自分に厳しくできるのだ。
真央は、きっぱりと大学生の時、休学の道を選んだ。大学は在籍はするが、二の次三の次だ。スケートだけに集中したいため。恋愛も目に入らない。
練習は嘘をつかない。・・・と言うより、とことん納得できるまで辞めないタイプ。なぜなら、やめたら良い演技ができなくなる不安が大きいから。ここも共通点だろう。
 紀平は身体のねじれやゆがみに敏感で、マッサージ等で正常にもどす努力をもしている。これには驚いた。フィギュアスケート選手の職業病みたいなものだが、仕方ないとあきらめず、より良いジャンプが跳べるように身体のケアを怠らない。真央は腰痛が悩みだった。ビールマンスピンのせいだと聞いている。腰痛という爆弾を常に持ちながらもすばらしい演技を見せてきたが、紀平ほどこだわっていたかどうか。
紀平は滑る前と滑った後にこそ大切だと、自分の身体のゆがみとも闘っているのだ。そこまである意識の高さ、この点でも紀平が上だろう。
 紀平はトリプルアクセルを自分の代名詞にしたいと語った。
トリプルアクセルと言えば浅田真央、浅田真央と言えばトリプルアクセル・・・とまで言われたが、紀平もそうなりたいと公言したのだ。
真央は試合では、基本的にトリプルアクセルを跳びたがった。やむを得ず回避することも多かったが、本音は常にGO! だった。
紀平もトリプルアクセルを常に跳びたがっている選手。
が、一方で、他の5種類も大好きで、要は好き嫌いがない。
真央は大好きなトリプルアクセルの練習はストイックだが、嫌いなトリプルサルコーは、バンクーバー以前はほとんど跳んでこなかった。
その点、どんなジャンプも質の良いジャンプで跳べるのが紀平梨花の強みだ。
 こうして書いていくと、紀平梨花は浅田真央の正統な後継者と言うよりも、紀平梨花という新しいニューヒロインの誕生と見てもいいのではないか。

ただ・・・いまの紀平梨花に決定的に無いもの・・・それは・・・・・
 後は、ホントに実績が欲しいだけ。

真央のように国際大会、および全日本選手権で常に常勝せよ!

そして、世界選手権を制して世界女王になれ!