さくらまやちゃんの魅力 1460 お千代さん最大の名曲をフルで歌い上げた | 名古屋の鈴木のブログ

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 3月17日放送「歌え! 昭和のベストテン」で、まやちゃんは『この世の花』を歌った。島倉千代子さんのデビュー曲。前回とは一転して、今回は紺色の大人のドレスに身を包んで、昭和の大スターの名曲に挑んだ。
 『この世の花』とは、歌詞の上では初恋の花。初めての恋はうつろげで壊れやすい、実らぬことが多い。そんな切ない恋心、恋物語の歌だ。
しかも、
「想う人には 嫁がれず
想わぬひとの 言うまま気まま
悲しさこらえ 笑顔を見せて
散るもいじらし 初恋の花」
と2番で歌うように、自分の意思でなく他の男と結婚させられた・・・まるで政略結婚のような・・・悲しい歌なのだ。
昭和30年代はじめ。まだまだ恋愛結婚より、親が勝手に決めた相手と結婚せざるをえなかった時代の・・・反映なのだろうか、発売から半年で200万枚、売り上げた。お千代さん、最大のヒット曲なのだ。
 たいていの歌番組はテレビサイズで歌われる。つまり1番と3番しか歌わない。『この世の花』、1番は、初恋はつぼみのまま咲かないで散るものだと歌っている。3番は、初恋の人との楽しい一夜を思い出し、いまはそれは夢となって悲しいと歌っている。
でもそれだけだと、この歌の表したい、本当の悲しさが伝わらない。
2番もちゃんと聴くことで、初恋の人をあきらめて別の人に嫁ぎ、いやいやながらも笑顔は失わないで生きていこうという、女性のたくましつつも切ない気持ちをはっきりとらえることができるのだ。
フル・バージョンで歌ってくれることが多かったこの番組がいかに貴重な番組だったかということがよくわかる。放送終了は実に残念なことだった。
 まやちゃんは、現代の音楽にはないような、超・スローテンポの曲をじっくりととうとうと歌い上げた。曲が盛り上がる部分は、恋が散った女性の切ない気持ちそのもの。感情こめてていねいに歌うまやちゃんだった
明日、休みます