お疲れ様ですヽ(´▽`)ノ

相変わらず安定しないヒイカ釣り!

それでもヒイカを求めて海に行くのです!

今回は高比重ラインのお話し。

サンラインさんから今年発売のオールマイト。


 

 

0.4号からあります。

普段はヨツアミのオードラゴンを発売以来愛用してますが久しぶりにオードラゴン以外のラインを使用です。


なかなかお洒落なパッケージ!
強度表記ではオードラゴンとの差はほとんどないですね~

1番の違いは比重!
オードラゴンは比重1.4です。
オールマイトは更に高比重の1.48!
僅かな数字の違いに感じますが0.4号とかの細さになると無視できない数値です。
コアに高比重の繊維を入れてその周りをダイニーマ(PEの原糸)で編み上げてある作りですね。
これだけの高比重のコアだと個人の予想ではコアにゴアテックスかなと思いますがまぁ個人の予想なので鵜呑みにはしてはいけないですよ~!笑
コアにフロロカーボンラインを使っているのはアーマードフロロシリーズですね。
ここでラインの一般的な比重について基本的なことを。
ナイロンライン 比重1.1
ポリエステルライン 比重1.4 (エステルライン)
フロロカーボンライン 比重1.8
PEライン 比重0.9
真水が比重1.0海水が比重1.03(塩分濃度で変わりますよ)
1番沈むのはフロロカーボンライン!
次はエステルライン!
ナイロンラインときて浮くのがPEラインです。
必要な強度と感度を満たしているのならフロロカーボンラインが1番沈みやすく使い勝手もいいですが細いラインですと断裂強度が低いです。
断裂強度だけで見ればPEラインが強いです。
しかしPEラインは水に沈まないのでライトな釣りでは使いづらくラインが軽いので風でラインが持っていかれやすいです。
そこでPEラインでも風にも強く水馴染もよくしたPEを作ればいいじゃないのか!
それがシンキングPEです。
シンキングPE自体は10年以上前からあります。
当時のシンキングPEは比重もナイロン程度の比重で痛みやすくコートが剥げると高切れ連発とかしてました。
そしてヨツアミのオードラゴンで一気に高比重のPEラインの世界が変わったと思います。
比重1.4でしっかりと水に馴染み強度も純粋なPEよりは落ちますがフロロカーボンライン等よりもはるかに強いです。
欠点もありますが利点も大きいので自分自身は利点のほうが大きいので発売以来6年程愛用してますよ。
そして今回は更に高比重!
少し期待です。
次は実際のオールマイトの色々といきましょう!

マクロ撮影。
右のピンクがオールマイト
左のイエローがオードラゴン
コアに高比重繊維を入れているのに太さはほとんど同じに見えます。
サンラインさんの技術の高さは凄いです。
ラインの硬さはオールマイトは張りが強いです。
しかしスプールの馴染が悪いとか感じる程ではないです。
太い号数だとまた変わるかもしれませんが0.4号だと問題ないとは思います。

ヴァンキッシュに巻いてます。
スプールからの浮きも少なく巻いた時はピンクが派手でお洒落ですヽ(´▽`)ノ
そして巻いて準備できたらヒイカを求めて海に!笑
とりあえずはPEラインでは切っても切れないリーダーとのノット。
FGノットでの結束では問題なく組めます。
コートも気を付けて絞れば剥げもほとんどなく綺麗に結束できました。
張りもあるのでノットは組みやすいと思います。
次はキャスティング性能。
自作エギ1.5gでキャスト。
オードラゴンとほとんど変わらない飛距離なので可もなく不可もなくだと思います。
4本編みなので8本編みに比べれば飛距離は落ちますが実釣では問題ない飛距離は出ますよ。
次はガイドとの相性。
一般的に言われる糸鳴き。
これは出ます!
4本編みの時点で出ます。
8本編みでも出ます。
糸鳴きの度合いは変わります。
オールマイトも鳴きは出ます。
神経質な人や巻が中心の人は気に入らないと思います。
糸鳴きは個人の感覚もあるのですが自分自身は釣りができない程ではないと感じました。
糸鳴きは使い込むとコートが剥げてきてラインの表面が均一化されてくると収まる事も多いのでもう少し使ってみます。
次は1番の関心が高いと思う比重について。
新品状態でのオードラゴンとオールマイトで風呂場で真水にて同じ自作エギと同じスナップでのテスト。
明らかに止水状態では差が出ます。
フリーフォールでの比較で同じ深さまで沈むのにオールマイトのほうが早く沈みます。
僅かな数字の差ですが実際の釣りでもかなり武器になると思います。
海でも僅かな差ですがボトムコンタクトもしやすくなったと感じます。
(´Д`)その分気を付けていないと地球とファイト!しますけどね。
後は釣り場での個人的な感想。
シャクリでの伸びなどは気にならないです。
ナオリーでもシャクリましたが伸びが大きいとかは感じないです。
ダイレクトにロッドに重さも衝撃もかかります。
感度はヒイカですから反響感度はテストできません!笑
なのでセイゴさんにお願い?して少しテスト!
感度も問題なくPEラインの感度だと思います。
欠点もあります!
張りが強いのとコアに高比重繊維を入れているのでスプールの巻癖が出ます。
引っ張ればすぐに治る程度ですが巻癖が出ます。
(゚∀゚)某アーマード◯◯◯の同じ号数に比べれば全然ましですけどね!
1番の欠点だと感じたのは!
(TдT)見えません!
ラインが細い&ピンクでも染色が透き通る薄さなのでラインが非常に見づらいです。
投光器で明るくなってるのに見えません!
(´Д`)老眼のせいかもしれないですけどね!
フリーフォールでラインを見て当たりを取るのが見えないのでやりづらいです!
今のところはその2点が気になるところです。
そして肝心のヒイカさんは!
(´Д`)流れも出なく活性だだ下がりです!
ぽつぽつとの拾い釣りで見せ場もなく修了でした!


オールマイトをテストしながらなんとか20杯の釣果でした。
(´Д`)とりあえず巻いたのでまだまだ使い込んでみたいと思います。