取材でお初となる野尻湖へワカサギ釣り。
バス釣りでは何度も訪れたことのあるフィールドですが、その当時僕はバス釣りの大会に出ていました。
ただ、ほぼ釣れた記憶無し…
金も無く野尻湖周辺に1軒だけあるコンビニで冷凍チャーハン(袋のやつ)を2つ買ってチンしてもらい、車の中で食って寝る…そんな車中泊をしながら大会の練習&試合に参加していた訳で…
バス釣りで成形を立てる夢を見ていたものの、人より釣れない情けなさと苛立ち、大会があるたびに吹っ飛んでいく金に苦しくてしょうがなかった…
久しぶりに野尻湖を訪れると当時の思いがフラッシュバックして、胸が苦しくなりました。
取材でお世話になったのは野尻湖マリーナさん。
野尻湖をホームに、山中湖に年に数回来てくれるTさんにも会えて隣で釣りをスタート。
毎週野尻湖に通われているTさんは…釣る。
「あかん!隣でボコられたらあかん!」
の気持で僕も頑張る!笑
水深は34メートルで魚探映像のような底ベタの魚をひたすら拾うのみ。
西湖のディープワカサギをイメージして、水圧で素早く動けないであろうワカサギに、誘い過ぎない、置き竿気味の釣りを展開しました。
釣りホールは1人あたり120センチ。
野尻湖で一番ゆったりとした釣座だそうでありがたいです。
風もそんなに吹かなくとも、水深が深い分多少の船の触れで棚が大きく変わるので、棚止め無し。
毎投ごとに底をきっちり取っては釣るんですが、途中でバラしたり、空上げしたらショックは大きかった…
水深があるせいか野尻湖では山中湖、河口湖のように釣座で釣果が極端に変わることはないそうで、皆さんまんべんなく釣れてました!
努力しただけ釣果が付いてくる感じが面白かったですね。その分休めないので身体は削られました!笑
これだけ水深があると水圧が掛かるからか、ワカサギを掛けた瞬間の重量感が半端じゃなく、僕の大好きな釣りを1日堪能させて頂きました。