筋肉はつければいいってもんじゃないのかもしれない。
と思ったのは、何年か前にぎっくり腰をやった時でした。
運動もしているしパソコン仕事でもなく、
肥満体型でもない。
アルコールもたまにで、タバコも吸わない。
健康に気を使っている。。。
なのになんでぎっくりになったのか?
いろいろ考えた末、自分なりの結論は、
腹筋が「うまく使えていなかった。」
に尽きると思います。
腹筋を鍛えていても、腹筋を普段の生活で使えていなかったら意味がないんだなあ
ということがよくわかりました。
日常生活で本来腹筋を使う動作を、背面の筋肉を使ってしていたんだなあ。。。
と反省。
100持っていて30しか使えないのと、
80持っていて60使えるのでは
全然違いますよね。
養生に役だったのは、操体法の橋本先生もおっしゃっていた、
「自分の体が‘快’と思うことをする」
ということ。
ぎっくりは冷やして安静!
が常識みたいですが、わたしはあっためてなおしました。
思ったより治りも早く、再発もしていません。
今日本では腰痛といえば、
安静・投薬(シップ含む)・コルセット(固定)
が主な治療になるそうです。
これは50年以上前から変わらないそう。
でも、諸外国では今は行われていないそうです。
運動しなきゃ治らない、冷やしても治らない。
というのが通説のようです。
これはわたしも同感!
「痛くない範囲で動かして、動きを徐々に大きくしていく」
というのが回復へのいちばんの近道だと思います。