kovalamをあとにして、
ついにヨガアシュラムへ。
わたしが行ったのは、南インド、ケララ州のニヤルダムにある、
Sivananda Yoga Vedanta Dhanwanthari Ashram というアシュラム。
コヴァラムビーチからオートリクシャで1時間15分くらい。
アシュラムの入り口。
アシュラムの中。
インド感満載!
アシュラムの食事は1日2回。
こんな感じでした。
もちろん手で食べました
こんな風に米に汁がかかってたりするのは
南インドの食べ方らしいです。
汁はカレー味やココナツミルクベースもあり、
単なるお湯バージョンの日も。
朝晩のサットサンガ(瞑想と歌とお祈りの時間)や
ヨガのクラスはこのホールで。
祈りの儀式、プージャ(puja)。
pujaのあとのplasado(お祈りの後にもらえるスイーツ)は豪華でした
インドは果物も甘いけど、
お菓子やお茶の砂糖の量が半端ないです。笑
レイクサイドの夜明け。
アシュラムでの3週間半、
長いようで、過ぎてみるとあっという間でした。
朝起きて瞑想してヨガして、ご飯食べて洗濯して
ヨガして夕陽見てご飯食べてチャンティングして寝る。
生活するって、というか生きるって、
実はこんなにもシンプルにできてしまうことなんだよね。
日本はいろいろ複雑だ!笑
インドでは、
休日に町に行く時以外は日焼け止めすらぬらず、
もちろん普段もすっぴん。
(焼けましたけどねw)
アシュラムでは
水シャワー。
夜は暑さと蚊との戦い。
暑くて天井のファンを夜中つけっぱなしだから、
ぐっすり眠れたー!って思う日はほとんどなかった。
だけど、過ぎると全部すばらしい体験でした。
アシュラムについてから3日くらい、
夕方のスコールがものすごくて、
嵐の中でヨガしてたのもいい思い出。
その湿気のせいか、両腕にものすごいあせもができて、
かゆくてしんどい日々。。
アシュラム内のアーユルヴェーダの施設でお薬もらったら
よくなりましたが。
すごく思ったのは、不快なほど「今ここにいる」感覚があるんだなと。
よく、今を生きろとかグラウンディングとか言うけど、
快適な環境だと感じにくいんじゃないかなあ。
わたしはあせもでかゆくてかゆくて、
かゆいと、
「日本は今どうなのかな」
「明日、町に行ってお買物しようかな」
とか、思ってても、
かゆ!!
ってところに戻るから、結局ここにしかいられない。
って感じでした。
帰国して日本での生活を再開していますが、
しょっちゅうインドの生活を思い出します。
別に戻りたいとか戻りたくないとかじゃなく、
今の生活とまったく違う生活が、あるんだなあという感じで。
インドの炎天下を、インドでできた日本人の友達とてくてく歩いてるときに、
「日本に帰っても会おうね!」
と話していて、
「どの辺がいいかなあ?渋谷?」
と言ったあとに2人で、
「渋谷!w
今この瞬間に、あの渋谷のスクランブル交差点の人混みが
存在してるなんて想像できない!」
と話していたんだけど、
今は逆側からインドを想像してる感覚かな。
あの時は渋谷の人混みをリアルに思い出せなかったけど、
今はインドの熱気と埃っぽさをリアルに思い出せない。
世の中には全く違うものがものすごいたくさん、
同じ瞬間に存在してるんだなあ。
それを肚の底から実感できた旅でした。