先日のお茶のお稽古で、
「供茶(くちゃ)」のお点前を
しました。
3月27日(旧暦の2月28日)が
千利休のご命日ということで、
ちょっと時期は遅いですけど
天目(てんもく)茶碗という茶碗と
天目台という台を使って、
お茶を床の間にお供え。
本当は こういう時のお花は菜の花が多いそうです。
でも今回は時期も遅いし、菜の花自体も早く咲いてしまったので、
あけび が飾ってありました。
いい香り
わたしは初めて知ったんですけど、
こういうときにお供えするお茶は、点てないんですよ
お湯を入れて、お抹茶を入れて、そのままお供えします。
そして、
亡くなった方にお供えするお茶は、いつでも両手で扱います。
(普通は茶碗を仮置きとかする場合などは片手で扱うこともあるんですが、
こういう場合は仮置きも両手で)
お供えした後は、自分たちでもお茶をいただきます。
(こっちはちゃんと点ててね)←当たり前か。
まーそれにしても
茶道って 季節ごとに道具も変わるし、本当に覚えることたくさんなんですけど、
それがまた楽しいんですよね~
寒い時期には 作法とかすっ飛ばしてまずは温かいお茶を!という
もてなし方もあるし、
桜の時期とかには 野点て なんて粋ですわあ!!
これから夏の時期には 朝早い時間からのお茶事とかもあるのかな。
最近 お濃茶もやっとおいしいと思えるようになってきたし・・・w
春の宵の 楽しみごとでございまする