京都の山の中にある、ヴィパッサナー瞑想センター 。
京都の街中から渓谷を超えて、電車とバスを乗り継いで、2時間弱。
合計12日のコースに参加してきました。
「ヴィパッサナー」とは、ブッダが生み出した瞑想法で、物事をあるがままに見ることを意味します。
仏教の経典などに使われているパーリ語で、
ヴィ・・・ありのまま
パッサナ・・・観る・観察する
という意味だそうです。
自分の呼吸や体の感覚をただただ観察して、思考や感覚が生まれたら、
それに対して(いいとか悪いとかいやだとかの)評価をせずに
ただ客観的に見守る という訓練をします。
で、具体的にこの合宿でどんなことをするかというと。
初日と最終日を除いてまるまる10日、
1日10時間半ひたすら座って瞑想。瞑想。瞑想。
うおーしんどい!!![]()

それに加え、
コースに参加する人は全て、コースの期間中、
五つの戒律に忠実に従うことを要求されます。
(仏教の五戒とだいたい内容は同じです)
1 いかなる生き物も殺さない。
2 盗みを働かない。
3 いかなる性行為も行わない。
4 嘘をつかない。
5 酒や麻薬などを摂取しない。
さらにそれに加えて、期間中は敷地の外に出ないことを約束させられます。
そして10日目の昼までは、「聖なる沈黙」を守り、
しゃべることも
ジェスチャーも
アイコンタクトも
筆談も
すべてのコミュニケーションツールを断ちます。
ようするに初対面の人たちと
無言のまま、目も合わさずに
生活を共にするわけです。
1日のスケジュールはこんな感じ。
4:00 起床のベル
4:30 - 6:30 ホールまたは各自の部屋で瞑想
6:30 - 8:00 朝食と休憩
8:00 - 9:00 ホールでグループ瞑想
9:00 - 11:00 ホールまたは各自の部屋で瞑想
11:00 - 1:00 昼食と休憩
1:00 - 2:30 ホールまたは各自の部屋で瞑想
2:30 - 3:30 ホールでグループ瞑想
3:30 - 5:00 ホールまたは各自の部屋で瞑想
5:00 - 6:00 お茶と休憩
6:00 - 7:00 ホールでグループ瞑想
7:15 - 8:30 ゴエンカ師の講話
8:30 - 9:00 ホールでグループ瞑想
9:00 - 9:30 ホールで質問の時間
9:30 就寝/消灯
これ×10日。
さーどうなってしまうのか!?
ぶじにやり遂げることができたのか?
こうご期待。。。つづく