1011)の続きです。
101D「急行1号」の折返し 102Dを西畑~総元間でねらいます。
K夫妻に会い、情報交換しながら待っていると、早くもタイフォンが聞こえてきました。
どうやら、上総中野駅の発車のタイミングから聞こえるようです。大気の状況にもよるでしょうが。
2018.11.17(土) 102D 急行2号(大多喜まで各停)
おやおや!
あわわっ、大幅に見切れてしまいました(泣)。
ぼおっとしていたワケでもなく、しっかり見極めていたつもりなのに、なぜこんな錯覚にとらわれてしまったのか?
う~む、まだまだです。
思うに、向こうの景色に人工物がいっさい無く、一見雄大に見える→対照的に線路上にやってくる車両は小さく予想してしまう→しかし実際は向こうの景色が雄大なわけではなく、本当は近くて小さい事に気づかない→対照的に車両は実際は予想よりも大きい→はみ出し!!
これはリベンジが必要だな。
すっかり落ち込んでしまい、大多喜~国吉間での撮影は飛ばすことにして、国吉駅での交換を撮ることにしました。
そこでは光線が良いのと、先週は土日ともここでの交換列車が キハ20 1303(ツートンカラー)だったという情報があったからなのですが・・・。
キハ30 62 を撮りながら待ちます。車内はスタッフさんの休憩室のようになっているようで、談笑する声が聞こえてきます。向こう側のサイドドアは解放されていて、外部に階段が設置されています。
外に置きっぱなしなので、車体のサビが目立ってきているのが心配。
やってきた61Dは、キハ20(平成版)ではありませんでした↓。
61D いすみ302
11:12 102D がY字ポイントを渡って構内に進入。いい光線。
10分停車。
ふと気が付くと、キハ28の助手席には行き先を表示する大きなボードが。
赤は房総東線を意味します。紺色が西線、黄色が総武本線、黄緑が成田線を意味するのが房総各線では常識でした。
このボード、下り急行が発車前の両国駅に掲げられていたものとよく似ていて、なつかしく当時を思い出します。
「いすみ鉄道 元社長ブログ」によると、大きな停車駅では、停車時にこのように助手席側に表示されていた、というのですが、私が知っている前の時代(S42年くらいよりもっと前) はそうだったかもしれませんが、私は見たことがありません。
そうだったとしたら、その「大きな駅」というのは、千葉駅(スイッチバックあり)と上りの始発駅くらいしか想像できませんが、どうなのでしょう?木更津や館山、勝浦、茂原、大網、佐倉、成田あたりでは停車時間が短いはずで、どうだったのでしょうかね。
下り発車前の両国でこのように表示しても、先頭部がホームの先端でずっと先。お客はほぼそこまでは行きません。
下りの最後部は、入場して階段を上がってくると後ろから2両目の後部寄りあたりに出るので、それも目にとまらなかったはず。
両国始発の急行が発車前に掲示されていた様子はこちらをご覧ください↓
https://ameblo.jp/nagisa04/entry-10406860244.html
S46年4月当時です。
列車1本ごとに専用に作られていました。
表示は上から順に、一例で
「急行 そと房5号 13時34分発
安房鴨川行 停車駅 千葉、・・・・・」
などとなります。「安房鴨川行」から下が赤色です。
これが発車前には階段を上がってすぐの柱の脇に掲げられました。
総武本線方へ向かう併結急行では表示順がちょっと変わり、
「急行 15時12分発
水郷5号 鹿島神宮行 停車駅・・・・・、水郷5号 佐原行、犬吠5号 銚子行 停車駅・・・・」などとなり、順番が変わります。方面別に塗り分けられていました。
同じ時刻のボードが複数作成されているのは、ホーム中程の分割される部分にも表示するためだったようです。
61Dが発車してゆきます。
3分後に 102Dも発車。
せっかく国吉へ来たのだから、地元苅谷 松屋旅館さんの「たこめし」を購入。
小ぶりですが、タコもぷりぷりして美味しかったです。
以下次号へ。