700) の続きです。ナンバー「700」といえば、700系の後継車N700系も。
・・・しかし、N700系(Z編成)が登場してからとういものの、東海道新幹線沿線には1回しか撮影に出ていないことに気がつきました。乗車したときに撮った駅撮りからまず。
2010.10.9 東京駅15番線に到着した 46A「のぞみ46号」
博多15:30~17:58新大阪18:00~京都18:16~20:33東京
当時のダイヤでは、データイムの「のぞみ」は東京~新大阪間を基本的に2時間36~37分でしたが、1時間に1本だけパターンとして同区間を2時間33分で走破する「のぞみ」がありました。それが博多「のぞみ」のうちの、新大阪発毎時00分(東京着毎時33分)と東京発毎時10分で、それには必ずN700系が充当されていました。この46A もそうです。
その後、300系が引退したのちに、高速車両(700・N700)で統一されたので、「のぞみ」はデータイム基本2時間33~34分となり、現行ダイヤまで続いています。
2015.3.14改正では、東海道区間の最高速度が1992年3月14日改正(300系で「のぞみ」がデビューした改正)以来23年ぶりに270km/hから285Km/h に引上げられ、毎時1本の「のぞみ」(東京発毎時10分、新大阪発毎時03分→東京着毎時33分)が東京~新大阪間2時間30分(3分短縮)されるほか、朝と深夜の「こだま」等が少ない時間帯には性能をフルに発揮し、2時間22分(一部2時間23分)で結ぶ いわば「285のぞみ」が計6本(臨時1本を含む)登場します。他に名古屋始発6:41の288号も速達化。
乗車してきた「のぞみ46号」はZ2編成でした。16号車は Tc'784-2
700系が Tc・T’c・T’s・Ts を含む12M4Tなのに対し、N700は14M2Tです。グリーン車は3両ですが、8・9号車ともがM車(順にM1sとM’sw)となりました。
折返し「のぞみ267号」 東京21:00発→23:33新大阪
N700系をはじめて見たころ、車体の号車番号がやたらにデカイので、目が錯覚にだまされている気がして目をこすって見直したりしてしまいました。15号車 M2w 787-502
左:16号車Tc’784-2、右:15号車M2w 787-502(46A→折返し267A)
↓違いがわかるよう、700系(C編成)もあわせて載せておきます。
700系C33編成 16号車 T’c724-32
東京14番線20:23着 のぞみ250A→折返し20:50発のぞみ265A 新大阪行き
700系C編成は9000番台先行試作車が1本あった関係で、編成番号と車両番号が1 ずれています。N700系は量産先行試作車9000番台 をZ0編成としたのでずれていません。
N700系ですが、そのZ0は今ではN700A(1000番台のG編成) にあわせた改造をほどこされてZ0→X0編成と名を変えています。
C33編成 16号車 T’c724-32
700系では運転室入り口の形状が上部がカーブしていますが、N700系では上部は平らになりました。C33編成 T’c724-32
2010.2.23 新横浜~品川で
11:11 700系西日本車 B9 のぞみ220A 新大阪8:47~11:23東京
少数派の西日本700系3000番台B編成。B1~B15の15本しかありません。おおむね朝~午前に西日本をたってくる上りからの運用。
11:50 700系西日本車 B5 のぞみ7116A~116A
博多6:50~広島7:56~新大阪9:27~12:03東京 (広島まで臨時)
東海のC編成との識別ポイントは、運転室サイドに表記の「JR700」という青文字。「7」の足が長い独特なレタリング。
11:41 東海N700系 Z28 のぞみ114A
広島7:42~新大阪9:17~11:53東京
2010.2.23 12:11 東海N700系 Z11 のぞみ224A
新大阪9:47~12:23東京
この時点で、少し前まで700系C編成使用だったこの224Aですが、N700系に置換えられたばかり。
N700系はこの頃どんどん増備され、2014年10月1日現在では 0~80の81本も東海に在籍しています。後に「N700A」増備にシフトされ、1000番台のN700A は2014.10.1時点でG1~G16の16本在籍。
N700系0番台のZ編成は、N700Aにあわせて改造が進み、改造後はX編成となりましたが、2014.10時点では81本中の53本がX編成となっており、Z編成で残るのはもう28本に。
12:21 N700西日本車はN編成
N13 1号車Tc783-3013・・・・16号車T’c 784-3013
東海のN700系がN700A にあわせてZ→X編成に改造されているのにあわせ、西日本のN編成もN700Aに準拠した改造で「K」編成となってきました。このN13も今ではK13となりました(2014.3.12改造)
K編成って・・かつてのこだま用の0系みたいだな。。。
進行状況は、2014.10.1時点でN1~N16の16本中、K4・5・8・10・13の5本が竣工済み。
別件で、東海でもう淘汰が進む700系C編成が一部西日本へ売却されています。2014.10時点で、700系はC11~C18の8本が西日本在籍となっています。名前はそのままゆくようで、西の700系はC11~C18と西で新製した3000番台(B1~B15)の計23本。